PCNW勉強会

「まさかウチが?」明日は我が身のサイバー事故対応を考える ~その時あなたはどうする?どう備える?~
日時 2025年10月07日(火)16:00~18:00
会場 ハイブリッド(オンライン&麹町オンサイト)
定員 オンライン 無制限 / オンサイト 10名
参加資格 企業のシステムご担当者様 及び ご関係者様
※定員になり次第締め切りとさせていただきます。
※応募者多数の場合は、システムご担当者様を優先させていただきます。
テーマ 「まさかウチが?」明日は我が身のサイバー事故対応を考える
 ~その時あなたはどうする?どう備える?~
内容 ビジネスがデジタル化が進み、システムの停止は経営を揺るがす時代になりました。
サイバー攻撃手法も日々変化を続けており、防御を続けていてもいつ事故がおきるかわかりません。

セキュリティ専門部隊を持たない情報システム部や、一人情シス、兼務情シスの企業であっても、もしものサイバー事故に備える方法があります。実際に起きたサイバー事故を限られたリソースで初動対応した事例から、実践可能な整備とその進め方についてご紹介します。

サイバー事故対策は、会社として取り組むことも重要です。

座長報告

中山 裕盛

パナソニック映像株式会社
管理グループ 管理チーム IT業務支援・総務担当
中山 裕盛

年度替わり1回目の勉強会、思いのほか盛り上がりました。
今は個人スマホにも怪しいメールや通知が平気で飛んでくる日常です。
会社・団体の規模に関係なく、サイバーセキュリティ対策は抜かりなく準備しておかなくてはなりません。
今回はそのように感ずる方たちが実はとても多いのだなと感じました。
一口に社内で体系・体制を作る、と言ってもそう簡単にできることではありません。
日々の業務と並行して行う訳ですから、単身あるいは少人数の情シスでは非常に骨の折れる作業です。
それでも事例や知見などを少しずつ身に着けていくと、ある時、ふと自分の視界が以前よりも開けている瞬間に気づきます。
出だしはなかなか腰が重いかもしれませんし、賛同者も少ないかもしれませんが、ある時から「何だそういうことか」と目から鱗が落ちるような体験をするものです。
スミマセン、ちょっと上からな表現で恐縮ですが、まぁ「負けるな」ということです。
これからだんだんと寒くなってまいりますが、体調に気を付けて、またお会いしましょう!

森 厚

積水ポリマテック株式会社
システム企画課
森 厚

この度は、新体制後初のPCNW勉強会にご参加いただき、誠にありがとうございました。
今回の勉強会では、日本シーサート協議会のトレーナーである高野様に『中堅中小組織におけるサイバー事故対応体制の現実と課題』についてご講演いただきました。教科書には載っていないような現場の生々しい様子を伺い、私自身も大きな衝撃を受けました。サイバー事故は交通事故と同じく、いざ発生した際に冷静に対処することは困難です。だからこそ、平時からのインシデントへの備え、ルールや体制の構築、そして頼れる仲間を作ることの重要性を、改めて強く感じた方も多かったのではないでしょうか。実際に参加者の皆様からは、『具体的な対応方法が参考になった』といった声を多数いただいております。
一方で、『初心者向けのより具体的な内容』や『中小企業に寄り添った内容』、そして『ディスカッションの活性化』といった、今後のPCNWの活動をより充実させるための貴重なご意見もいただきました。これらのご意見は、PCNWが『現役情シスとしての経験や悩みを共有し、他者との交流を成長に繋げ、皆様と共に学び合える場』であり続けるために、非常に大切な示唆だと受け止めております。すぐに全てを改善できるわけではありませんが、今後の企画や運営に活かせるよう、前向きに検討させていただきます。
また、今後の勉強会テーマとして、多岐にわたるご要望が寄せられています。PCNWが皆様にとって常に『学びの機会』を提供できるよう、運営委員一同、意欲的に取り組んでまいりますので、どうぞご期待ください。


参加者の声

  • 大変わかりやすい資料と説明で講師のレベルも高く良かった。質疑応答も的確な回答だった。現地の一般参加者の発言もあり良かった。現地行きたかった!
  • 大企業より中小企業の方がサイバー攻撃を受けているとのこと、逆だと思っており、勉強になりました。
  • 中々他社様の意見を聞く場というものが無いため、大変参考になりました。特に、ランサムウェアにかかった場合は身代金を払わないのがセオリーであり、払わないのが常識という認識でいましたが、ほとんどの場合は払わないが、払う場合もあり、ネゴシエーションする余地があるという情報は新たな知見でした。当然ネゴシエーションも専門家があるでしょう。

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