第二回クライアント管理勉強会 【大阪/WEB】

日時 2020年11月06日(金)16:00~18:00(座談会:18:10~19:00)
会場 WEBセミナー形式での実施(Zoomウェビナー)
テーマ これがおらが村のデジタルトランスフォーメーションですよ!知らんけど。
発表者

直近5年程度の間で「社内システム関連の導入や改修・それに伴う業務の変革」を経験された方

  • 株式会社マネジメントソリューションズ  目黒 広和 氏
  • 某資材卸業 T社 N.M 氏
  • JOHNAN株式会社 広瀬 圭一 氏

内容
第一部

事例発表(16:00~17:00)
DX(デジタルトランスフォーメーション)というと「なにか大きい話」「自社にはまだ関係ない」と思われがちではないでしょうか?
いやいや!小さなITの取り組みでも、それによって社内に変革が起これば『DXって呼んでも良い』のでは!?

今回は直近5年程度の間で「社内システム関連の導入や改修・それに伴う業務の変革」を経験された方にフォーカス!
「何を変えたかった?」「何を変えた?」「そしてどうなった?」の観点で語っていただきます。

第二部

パネルディスカッション(17:10~18:00)
事例発表と座長によるパネルディスカッションで、第一部の内容を更に深堀りします。
※ご参加者様のご質問・ご意見は、チャットにて受付予定です

第三部

座談会(18:10~19:00)
第一部、第二部で「聞き足りない」「語り足りない」という方向けに、交流の場をご提供します。(Zoomミーティングを利用予定)

発表者感想

株式会社マネジメントソリューションズ
コーポレートIT部 部長
目黒 広和 氏

久しぶりに社内事例発表ができる機会をいただけたことにまず感謝したいと思います。
皆さんと議論をすればするほど、DXの糸口は至るところに転がっており、DXを単発の施策で終わらせるのではなく、紡いでいける企業こそがこれからsurviveできる企業なのであろうという思いを強くしました。

人や仕事を呼び寄せる魅力的な会社とはそんな企業でしょうし、実際私自身そのような会社を作っていくこと、あるいは事例発表や皆さんとの議論等を通じてそのような会社を作るご支援をすることに、今後も貢献していきたいと考えています。

某資材卸業 T社
N.M 氏

事例発表は今回で2回目となります、登壇の機会をありがとうございました。
今回は「DX=大企業が大規模で立派な取り組み」というイメージがあるなかで、中小企業で取り組んでいる一例としてご紹介させていただきました。

情シスが日々やっていること、なんとなく取り組んでいる小さなプロジェクト一つ一つが「実はDX」であることをお伝えすることで、「DX=難しい・お金がかかる」というイメージを払拭し、デジタル化促進につながればいいなと思っています。(他部署に説明するときも、「DXの一環です」といったほうが通りやすい?)

まだまだコロナ禍のなか、夏には東京はオリンピックも控えており、一層のデジタル化が喫緊の課題となっています。この課題については継続して情報交換していきたいです!

JOHNAN株式会社
事業推進カンパニー・カンパニー長付
広瀬 圭一 氏

今回、初めての参加で初めての登壇という機会をいただけて、事務局の皆様に感謝します。
DXって、デジタルでもデラックスでもなく(笑)シンプルに顧客に感動を与えつづける活動やと思ってます。
コストダウンでしかなかったITツールを、エンジニアリングとデザインに棲み分けて「顧客の喜ぶ姿」を常にみんなで考え、行動し続けていくことが大事ではないでしょうか。

今回、他社さんの事例や参加者のチャットの声を聞いて、私自身も仕事の励みになりました!今後も学び合い、お互い成長していきましょう。

座長報告

株式会社URリンケージ 西日本支社
業務推進本部 総務部 次長
嶋口 真

少し前に第一回の勉強会をしたと思ったらあっという間に2か月が過ぎてしまいました。コロナは収まるどころか勢いを増しています。そのような状況であることから今回もWEBでの勉強会開催となりました。

今回のテーマは「DX」ですが、「DX]と「業務改善」と何が違うのだろう?と疑問を持っている方は多いと思います。仕事のやり方を大きく変えて新しいビジネスを生み出すものだけがDXだろうか?コミュニケーションツールを導入して、社員間の意思疎通をデジタル化するのも大きな意味でDXと言えるのではないか?
とりあえず「うちの会社(おらが村)ではこんな事をしている」を共有し、自分たちが日々行っている業務も「DX」の一部ではないかと思える勉強会を目指しました。

今回3名にご講演をしていただきました。自社の課題を解決し、そのノウハウを持って事業部のビジネスにつなげたという事例、コミュニケーションツールを導入しコミュニケーション方法そのものを変えた事例、今まで不効率な作業をIoT機器の開発から行い、ビジネスモデルそのものを変えてしまった事例、非常に参考になる講演会でした。

第二部は参加者からの質問も取り入れて活発な意見交換もできました。
講演の前後で取ったWebアンケートでは、自社での行動がDXであると再認識された方が多数おられたので少なからず意識改革ができたのだろうと感じました。

まだしばらくWeb開催が続くと思いますが、リアルで飲めることを心待ちにしております。

担当者報告

今回のタイトルである「これがおらが村のDXですよ」は運営委員の企画会議において候補が出た瞬間、即決で決まりました。
元来PCNWに参加の皆さんはITリテラシーの高い方あるいは高めたい方が多いですが、今回のテーマであるDXはそういう方々にとっても新しい視点で見られたのでは無いかと感じます。

まだまだ「DXって何なのか」「業務改善/改革なのか新規ビジネス創出なのか」という状況は続くと思います。
私自身も事務局業務以外に、SFAの運用やインサイドセールス業務、マーケティングなど2025年の崖に向けた新しい仕事の進め方に取り組んでいますが、第2回の開催などを期待したいと思います。

参加者の声

  • DXについて認識がすこし変わりました。
  • 全体的に楽しい雰囲気の中いろいろなお話が聞けて参考になりました。
  • 初めて参加させていただきました。他業種の方の動向を知ることができる良い機会だと思います。

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