今年の夏に向けて「テレワーク」の準備を進めていた企業は多いかと思いますが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により迅速な対応や大胆な方針変換を迫られたケースも多いのではないでしょうか。
政府による「緊急事態宣言」またそれに伴う外出自粛要請などにより、急速に身近な課題となった「テレワーク」。果たして私たちの働き方は変わったのか。システム管理者ならではの課題にフォーカスしつつ、テレワークの現実に向き合いました。
※Zoomを利用し、完全オンラインで開催しました

プログラム

第一部(15:00~16:00)

基調講演:700名のリモートワーカーが活躍する組織から見る、今後の働き方

「リモートワークを当たり前にする」をミッションに掲げ、2014年の創業時よりフルリモートワークで組織を運営し、現在では700名以上のリモートワーカーが活躍するキャスター。
6年間に渡るリモートワーク組織の経営の経験をもとに、今後の働き方に対する見解をお話しいただきました。

講師:

株式会社キャスター
代表取締役
中川 祥太 氏

講師略歴:

イー・ガーディアン社在籍時、事業企画部立ち上げの過程でクラウドソーシングと出会う。
日本の市場における、オンラインワーカーの発展途上な環境にもどかしさを覚え、28歳で起業を決意。
2014年9月に株式会社キャスターを創業。

基調講演講師 中川氏

<当日の様子>




参加者の声

  • 企業の取り組み方が真逆なので、非常に勉強になりました。
  • 今まで伺った企業様のお話の中で、いい意味で最も衝撃的な内容でした。
  • 当社とは業態が異なるため、雲の上のような話に聞こえてしまったが大変面白かった。
    リモートワークの5フェーズは参考になった。

クオリティソフトからのソリューションのご紹介

PCNWの事務局を担当するクオリティソフト株式会社より、自社のビジネスドメインやソリューションについてご紹介しました。

<当日の様子>



クオリティソフトの製品・サービスラインナップはこちら

第二部(16:05~17:00)

2019年度活動報告

PCNW勉強会の座長より、2019年度の活動報告と2020年度最初の勉強会についてご紹介しました。

パネルディスカッション:テレワークの現実に向き合う!

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の脅威的な感染力により、急遽「テレワーク」体制を整えるよう指示が下り対応に苦心されたシステム管理者の方も多いかと思います。「テレワーク」の課題と可能性の両方について、基調講演講師とPCNW勉強会の座長陣でディスカッションします。

モデレータ:

PC・ネットワークの管理・活用を考える会 幹事長
TERRANET 代表
寺嶋 一郎 氏

講師略歴:

1979年3月に東京大学工学部計数工学科卒業。その後積水化学工業に入社し制御や生産管理システム構築に従事。
MIT留学を経て、(株)アイザックの設立に参画、人工知能を応用した積水化学の工業化住宅のシステム化に貢献する。

モデレーター 寺嶋 氏

2000年6月に積水化学に戻り情報システム部長として積水化学グループのシステム基盤の標準化やITガバナンスの改革に取り組む。2016年3月に退職し、現在、TERRANET代表。

<当日の様子>




参加者の声

  • コロナ以後、東京と大阪が一つになってより多くの業種の方々と触れ合えるようになり、楽しみが増しました。
  • パネルディスカッションで出していたアンケート結果資料が大変興味深かった。
  • 各社の取り組み方法や規模感での大変さがわかりましたが、根幹の問題点(課題点)は大まかに一緒なんだろうなと感じています。

2019年度活動報告・パネルディスカッション資料

関連資料

第三部:(17:00~18:00)

オンライン懇親会

課題やご興味ごとのグループに分かれ、質疑応答や交流ができる場をご用意しました。
第一部・第二部に引き続き、懇親会にも多くの情報システム管理者様がご参加され、他社の方と日頃の業務における情報交換や講師との交流をされました。

<当日の様子>



参加者の声

  • 議題にとらわれず面白い話が聞けました。
  • 大手企業情シスのご苦労の一端が理解できました。
  • 参加したグループは人数7名と意外に少なく感じたが、そのぶんお話の流れはちょうど良かった。

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