第二回 ITトレンド勉強会

Windowsタブレットのセキュリティ対策を斬る!

~企業に求められるセキュリティ対応の全体像から、

  最先端Windowsタブレットのセキュリティ管理までを、一気に学ぶチャンス!~

日時 2014年12月17日(水) 15:00~19:00
会場 クオリティソフト(株) 本社 6F
住所 東京都千代田区麹町3-3-4 KDX麹町ビル TEL:03-5275-6124 >地図
会費 無料
定員 20名
参加資格 企業のシステムご担当者様 及び ご関係者様
※定員になり次第締め切りとさせていただきます。
※応募者多数の場合は、システム管理者様を優先とさせていただきます。
テーマ Windowsタブレットのセキュリティ対策を斬る!

~企業に求められるセキュリティ対応の全体像から、

  最先端Windowsタブレットのセキュリティ管理までを、一気に学ぶチャンス!~

講師

◇講師1

大成建設株式会社
社長室情報企画部
部長(担当)
北村 達也 氏

講師略歴

1981年、大成建設に入社。IT部門にてメインフレームやデータ通信などのインフラの運用管理を担当し、社内の情報インフラ構築と運用整備に幅広く対応。2001年以降、社内規程の策定ワーキングにも参画し情報管理関連諸規定の全面改訂を実施。2013年1月、組織内CSIRTとしてTaisei-SIRTを設置しチームリーダとして運用を担当。

◇講師2

日本マイクロソフト株式会社
ビジネスプラットフォーム統括本部 デバイス&モビリティ本部
モビリティソリューション営業部
ソリューションスペシャリスト
山口 英治 氏

モビリティソリューション営業部
ソリューション技術部 シニアテクノロジースペシャリスト
橘 浩平 氏

デバイスソリューション営業本部 デバイス営業部
ソリューションスペシャリスト
辻 康博 氏

内容
第一部

ご講演(15:00~16:00)
◇講演1
「CSIRTを軸とした、企業のリスク管理としての情報セキュリティ」
企業のリスク管理として情報セキュリティの重要性が増大する一方で、執拗な
サイバー攻撃や管理ミスによるセキュリティ事故を完全に防ぐことは非常に困難
であると言われています。このような状況のなかで、事故前提の対応体制として
CSIRTを設置することが企業に求められています。
今回は、大成建設の事例としてCSIRTの構築からその運用について紹介すると
共に、PCやスマートデバイスの管理についても言及します。

◇講演2
「クラウド時代におけるITガバナンスとマイクロソフトのソリューション」
マルチデバイス、クラウド時代の課題に対処する、IT ガバナンスをクラウドまで
拡張するニーズ(エンタープライズモビリティ)をカバーするマイクロソフトの
ソリューションを実演とともにご紹介いたします。 

第二部

お悩み相談&ディスカッション(16:10~18:00)
スマートデバイスや組織のセキュリティ対策について、現状や課題などをご参加の
皆様と一緒にディスカッションいたします。

第三部

参加者同士による日々の運用課題の共有(18:00~19:00)
※懇親会形式によるフリートークです。
※情報システム管理者同士のネットワーク作りや情報収集の場としてご活用ください。

講師感想

大成建設株式会社
社長室情報企画部
部長(担当)
北村 達也 氏

講演では、弊社のT-SIRTから見た情報セキュリティの取り組みを紹介させていただきましたが、ディスカッションの中で参加企業の皆さまが 日々苦労されている状況を共有できました。
情報セキュリティは運用そのものであり、ネットワーク監視やパソコンの管理、利用者への教育といった対策の積み重ねが重要ですが、サイバー攻 撃やセキュリティ事故を防ぎきることができない事故前提社会において、事故が発生した際の対応体制や初動態勢、経営者との連携について考える 契機となっていただければ幸いです。
どうもありがとうございました。

日本マイクロソフト株式会社
ビジネスプラットフォーム統括本部 デバイス&モビリティ本部
デバイスソリューション営業本部 デバイス営業部
ソリューションスペシャリスト
辻 康博 氏

この度は講演の機会をいただきましてありがとうございました。クラウドとモバイルの時代において弊社がもっとも力を入れているクラウドでのセキュリティとタブレットについてお話させていただき、参加者の皆様のご関心が非常に高いことを肌で感じることができました。
クラウド時代に求められる情報セキュリティに求められるものがこれまではとは変わってきており、IT担当者として追いついて対応していくのは非常に大変な時代になってきたと思います。また、一方でタブレットをどのように使うのか、何を選択すべきかについては、皆様の直近の課題として身近であるのか非常にたくさんのご質問をいただきました。普段なかなかお話できないようなこともさせていただき、今後の皆様のお仕事に少しでもお役立ていただけるようなものになっていたら幸いです。ありがとうございました。

座長報告

キヤノンマーケティングジャパン株式会社
IT本部 IT戦略企画部 部長
徳原 弘志

ITトレンド勉強会第二回目は、セキュリティをテーマに、会社として取り組むべき全体像からクライアントのWindowsタブレット対応まで、一連の対策について学びました。
第一部では、T-SIRTを構築された大成建設様より、モデルとなったCSIRTの考え方、リスクマネジメントの重要性、構築・運用のポイントなどを分かりやすくご説明いただき、日本マイクロソフト様からは最新のトレンドやWindowsタブレットクライアントのセキュリティなどについて、自社事例を交えながらお話しいただきました。
第二部では、参加者全員で課題の共有とディスカッションをおこないました。中でも、事故は起きる前提でマネジメント推進体制を構築していくことの重要性や、関心の薄い社員のリテラシーを向上させていくには「教育」がポイントであることなどを、再認識されていらっしゃいました。参加された他社の様々なお話からも、多くのヒントや気付きが得られたようです。 ディスカッションは大変盛り上がり、第三部の懇親会でも続きをおこないました。
セキュリティは、「ここまでやれば安全」という終わりがなく、一方でひとたびインシデントが起きると管理者の責任を強く問われる、管理者にとってとても難しい対応を迫られているテーマだと思います。引き続き、勉強会で取り上げていきますので、次回も、多くの皆様のご参加をお待ちしています。
最後に、講師をご担当いただいた、大成建設の北村様、日本マイクロソフトの辻様、山口様、橘様に御礼申し上げます。

担当者報告

今回のITトレンド勉強会は、「Windowsタブレットのセキュリティ対策を斬る!~企業に求められるセキュリティ対応の全体像から最先端Windowsタブレットのセキュリティ管理までを、一気に学ぶチャンス!」というタイトルで開催され、大成建設の北村様から企業に求められるセキュリティの全体像について、また日本マイクロソフトの辻様からWindowsタブレットを始めとする日本マイクロソフト社の事業戦略のお話しを頂きました。
参加者の皆様からは、やはりiOSやAndroidは導入し始めているがWindowsタブレットをどのように考えるか?といった質問が多く、また、クラウド時代のIT資産管理はもう一度『何を守りたいのか?』の整理をした上で、デバイスの導入方針や管理方針を決めるべきという意見が多数ありました。

参加者の声

  • 参加企業の状況を理解できた。MS:のWindowsタブレットのセキュリティ対策の方向性がわかった。
  • 自社の部分しか日々の業務しか見えないが、他社の事例も沢山聞けてよかった。

© PC・ネットワークの管理・活用を考える会