第一回 ITトレンド勉強会

会社資産?個人資産?スマホの管理をどう考える?

日時
2013年09月19日(木)
ショールーム見学 14:20~15:00
講演・ディスカッション 15:00~19:00
会場 キヤノンマーケティングジャパン(株) 本社
(※1Fの受付にてお待ちしております。)
住所 東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー >地図
会費 無料
定員 30名
参加資格 企業のシステムご担当者様 及び ご関係者様
※定員になり次第締め切りとさせていただきます。
※応募者多数の場合は、システム管理者様を優先とさせていただきます。
※第三部ご参加の方は別途1000円頂く予定です。
(参加費につきましては、変更がございましたら別途ご連絡差し上げます。)
テーマ 会社資産?個人資産?スマホの管理をどう考える?
講師

◇講演1

理研産業株式会社
管理部 情報システム室
山本 武 氏

講師略歴

1986年理研産業株式会社入社。営業職を経てソリューション販売支援/技術サポート職に2007年まで従事、この度のモバイルPC及びiPad導入後に情報システム室に異動となり6年ぶりにITの世界に関わる事となる。
現状のレガシーシステムの保守サポートに頭を痛めつつ、新しい技術やトレンドを取り入れて現場の業務改革や社員のスキル向上ができないものかと模索する毎日を送っている。

◇講演2

株式会社リコー
IT/S本部 ITインフラ統合センター ワークスタイルイノベーショングループ シニアスペシャリスト
田崎 淳一 氏

講師略歴

1991年に株式会社リコーに入社。カメラ部門の情報システムを担当し業務アプリの構築・推進を経て、2000年に情報システム部門に異動。
情報システム部門では、リコーグループのITインフラを担当しグループ共通のWebサーバ環境の企画・整備、その後、社員向けPC導入の仕組みを担当し、現在は情報セキュリティの技術分野を担当しグローバル共通のルール作りに頑張っています。

内容
★ショールーム見学

(14:20~15:00)
プロカメラマンも使用する最新のデジタル一眼カメラや、ネット限定販売のデジタルカメラ、ポスターも印刷できる大判プリンターなど、日頃あまり目に触れることのないキヤノン製品をご覧いただけます。
※任意のご参加です。

第一部

ご講演(15:00~16:00)
◇講演1
弊社では2012年度末に営業現場の業務改善・お客様満足度の向上を目的として営業・サービス職社員にiPad及びモバイルPCの支給を実施しました。その導入に至る経緯や支給にあたってのセキュリティをはじめとする検討事項・配布時の苦労や反省点をざっくばらんにご紹介します。また導入後の運用状況や7月に全社員を対象に実施したアンケート調査による現場の声を踏まえてモバイルデバイスを支給する事によって発生した課題や現状などをお話しします。
◇講演2
ワークスタイルの変革の検討がリコーグループでも本格的に始まり、働き方が大きく変ろうとしています。
従来は、会社に出社して業務を行っていましたが、今後は移動中や外出先・自宅で仕事を行うスタイルが増え、会社貸与のPCや携帯電話での業務推進以外に個人所有のタブレットやスマートフォンを使用した業務推進が、必要となってきます。
今回は、BYOD利用に向けたリコーグループの検討状況をお話します。

第二部 お悩み相談&ディスカッション(16:10~18:00)
スマートデバイスの管理について、現状や今後の管理方法を皆様と一緒にディスカッションしてまいります。
第三部 スマートデバイス管理における運用と課題の共有(18:00~19:00)
※懇親会形式によるフリートークです。
※情報システム管理者同士のネットワーク作りや情報収集の場としてご活用ください。

講師感想

理研産業株式会社
管理部 情報システム室
山本 武 氏

今更「タブレットを社内導入しました!」という話に第一線で活躍されている情シスの皆様に対してニーズがあるのかと最後まで及び腰だったのですが、他の企業様の事例や運用手法・考え方を逆に勉強させてもらおうとの想いで参加させていただき、おおいに刺激を受けました。私のほうからは現場レベルの泥臭い話をさせていただきましたが、泥臭い話であるがゆえに参加された皆様に少しでも参考にしていただける部分がありましたら嬉しく思います。また機会がありましたらぜひ出席させていただきますのでその際にはよろしくお願いいたします。

講師感想

株式会社リコー
IT/S本部 ITインフラ統合センター ワークスタイルイノベーショングループ シニアスペシャリスト
田崎 淳一 氏

リコーで取組んできた活動について、参加者の皆様と情報共有ができ、少しでも皆様の今後の取組みの参考になればとお話させて頂きました。
ご説明後の皆様のディスカッションで、私どもも気がついていない意見交換や共有ができたことは、とても有意義で今後の活動にすごく参考になりました。日本でのBYOD活用は、これから本格的に進むと考えていますが、BYOD活用では社内システムのクラウド化が、重要なポイントになると思いますので、検討の際はセットで考えると有効的な活用が見えてくるかも知れません。情報システム部門としては、セキュリティリスクがかなり気になると思いますが、勇気を持って推進して下さい。
ありがとうございました。

座長報告

キヤノンマーケティングジャパン株式会社
IT本部 IT戦略企画部 部長
徳原 弘志

ここ数年、モバイルが急速に普及し、クライアントのデバイスも多様化しています。同時に、デバイスの私有と社有の境界線もなくなりつつあります。今回の勉強会への参加者数の多さからも、BYODはシステム管理者にとって非常に関心の高い旬のテーマだと実感しました。
各社とも、規模の違いはあれ、スマートデバイスはほぼ導入済の状況で、BYODも徐々に採用されつつあります。回線・端末・アプリ・ライセンスなどの管理、利用者教育やデスクトップ仮想化等について、幅広い議論や質疑応答が全員でできたと思いますし、懇親会では、アルコールも加わって、さらに議論と親交を深めることができました。
理研産業株式会社の山本様、株式会社リコーの田崎様、ご講演ありがとうございました。
なお、今回は、勉強会の新しい試みとして、外部会場(キヤノンマーケティングジャパンの品川本社)で開催し、ショウルームも見学しました。皆様のご意見を反映しながら、様々なチャレンジをしていきたいと思います。

担当者報告

今回の事例発表は、理研産業株式会社の山本様から営業部門へのiPAD導入事例と、株式会社リコーの田崎様からスマートデバイスの導入とBYODへの取り組みについてお話頂きました。特に興味深かかったのは、世の中の変化の早さで、スマートデバイスを使った業務革新は急速に進み、それに合わせてデバイスの管理ニーズも、デバイス管理から企業情報へのアクセス管理に切り替わると共に、企業のITインフラもスマートデバイスと相性の良いクラウドとの連動の必要性を強く感じました。

参加者の声

  • 他社の動向、考え方がとても参考になった
  • 対面で話す場を頂いて本音で様々な情報を収集出来て大変参考になりました

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