人生初めての経験・・・それは登壇!?暑かった夏の日、それは突然やって来た

2025年12月12日

PCNW事務局より「関野さん、ITトレンドさんからウェビナー登壇の依頼が来てます。受けますか?」
「は?」今風の言い方だと「ファ」?
全く予想をしていなかった事項に遭遇すると人間思考が止まるのだということが良く分かりました。
情シスを応援するイベントらしく「変わる情シス」がテーマで、その中で「PC周りの業務の位置づけ」と「リソースの最適化」について話してほしいとの事。
自分自身は情シスの所属からは少し離れており、既に老害の域に入るのではという危機感もありましたがPCNWメンバーや上司の後押しもあって引き受けることにしました。

結論から言うと、登壇の出来はともかくやって良かったです。
今更ですが、事前に準備し(少しは)練習し(それなりに)本番には万全で望むなど、忘れていた何かを取り戻した気もします。何よりもしばらくはネタに困らなかったです。皆さんも機会があれば是非受けましょう!
ちなみに、引き受けてから実際のウェビナーまで約2か月でしたが、時間はあっという間に過ぎた気がします。
テーマはPCNWでは常に提言している「攻めの情シスへの変換」を少し言い換えて「責め(られ)の情シスから攻めの情シスへ 少人数で実現するには?」にしました。

引き受けてからは土日や業後の時間を使って持ち時間40分のウェビナーを組み立てて行きました。AI全盛の時代、もちろんチャッピーやコーパイの手を借り、Google先生の権威に頼り・・・
すらすら書けるパートも一部ありましたが全く筆が進まないパートもあり、そして書き直しは何度も。
そうやってできたアジェンダはこんな感じです。

・自己紹介
・攻めの情シスとは!
・時間を創出するには
  計画的にできない業務って何?
  アウトソーシングってどうなんだろう?
  自動化できるものはツールに任せる?
・まとめ
・PCNW紹介
・情シスの皆さんへのメッセージ

内容は「がんばって時間作って守りから攻めに転じよう!」ですが、ウルトラCの対策があるわけでもなくこれまでのPCNW勉強会で出た内容を紹介したにすぎません。中でチャッピーに作成させたプログラムソースなども紹介したりしていますが、これだけで超楽になる訳でもありません。
でも、コツコツやるのが情シスの底力ですよね?

 Google先生曰く情シスの役目とは「企業のIT基盤を支え、業務効率化や競争力強化に貢献すること」だそうです。守りが「企業のIT基盤を支える」、攻めが「業務効率化や競争力強化に貢献する」ですね。
今回、話の内容を構成するに際し、現状では圧倒的に「守り」の業務に時間を取られているのではないか?
という仮説から入りました。更に、求められているのは「攻め」の部分なのではないか?と。
本来であれば増員や増額など景気の良い話をしたいですが、そこに行きつくためにも実績を積む必要があり、それには今ある限られたリソースで何とかこなすしかないんじゃないか?と。
つまり、システム運用、ネットワーク管理、セキュリティ対策、ITサポートなどに大部分の時間を取られているのであれば、負荷が重い計画的にできない業務を減らし、運用はアウトソーシングも検討し、生成AIなどをフルに活用することで、「攻め」の時間を創出しようという悪魔的な論法を展開しました。

 さて、これでどれくらいの時間が創出できるかは神のみぞ知るですが、ある事実に気が付きました。
計画的に業務を実施し、自らを分析して改善でき、アウトソーシングを活用し、生成AIなどにも精通ってどう考えたって「できる情シス」じゃあないですか!

ちなみに、ウェビナーはこの言葉で〆ました。

「戦略的な攻めの役割を担うため、時間を創出しよう! もうあなたはできる情シスです」

あなたも「できる情シス」目指しませんか? それにはPCNWの勉強会がおススメですよ!

登壇の様子(youtube) https://youtu.be/zz7iqUjimV8

関野 博之(せきの ひろゆき) アルティウスリンク株式会社
事業企画本部事業企画部

座右の銘  :人生勢い
尊敬する人物:真田志郎(宇宙戦艦ヤマト技師長)
情シス歴は計18年
・最初はIBMホストのCOBOLコーディング 
・LANケーブルは10base-5~1000baseTまで
・サーバOSはSSunOS~Windowsまで
・クライアント端末はNewsOS(UNIX)~Windowsまで
・コールセンター構築なんかもやっていました。
PCNWには2016年9月より参加

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