コミュニティ活動を通して 得られること 失うこと

2021年2月1日

2020年はお試しメンバーで参加。2021年からは本格的に運営委員としてこの会を盛り上げていきたいと思っています。

クオリティソフトさんがこのような会を運営していることは随分以前から知っていましたが、実際にイベントに参加するまでには至りませんでした。

私が話せることとしては、今はさまざまな人と繋がることが比較的容易な時代になりました。様々なSNSを通して、またコロナ過でオンラインでのイベントが当たり前になり日本全国のイベントに参加できる時代になりました。

私はコミュニティが大好きです。その理由は

1.実際の利用者の生の声が聴ける。サービス提供側の提灯記事でなく、実際に使っている人からの生の情報を得られる。
2.自分自身の尺度が補正できる。社外での尺度がわかる。
3.社内政治がなく、同じ目的、悩みを持つもの同志の集まる場である。

懇親会というのも大事な本音をぶつける場としては最適な場所だと思います。
昨今のIT技術は、作るから利用する。サービスを利用するというモデルに変化しています。それであれば、なおさらそのサービス、技術をすでに利用している人からの情報、実際に運用している人からの闘いの歴史を聞ける事は何事にも変え難いチャンスと考えています。

しかし、その半面失うものもあります。それは

1.時間。コミュニティが2時間としてその間の時間は勤務時間でもなく、自分個人の時間を失います。
2.社内での評判「社内の仕事しないで、あの人なにしているのか」という白い視線
3.羞恥心。こんな事聞いても笑われないかな。こんな低レベルな質問しても良いのだろうか・・などなど

しかしながら、この「得られるもの」>「失うもの」であると考えていますので気にしていません。
だから、皆さんも是非PCNWに参加して、隣の人の初対面の人に話しかけてください。誰も笑ったり、ディスったりはしませんよ。むしろ、自分事として適切にアドバイス、経験を話してくれますよ。だって社内政治、社内での評価する場ではないので。

私が、人生の師と仰ぐエーちゃんがこんな発言しています。

「人間ていうのは、必ずドアを叩かなきゃいけない時がくるのよ。その時、叩くって勇気いるよね、怖いしさ。どうなるのかな なんて思うけどそこで分かれるよね。叩く人間とそうでない人間に・・・。」

私は常にドア叩いていました。また、これからもドアを叩き続けると思います。

今までの情報システムの仕事、責任範囲、方法論。随分と変化しました。
「事業を進める」、「儲けるため」、「顧客に自社を選んでもらうため。」これに情報技術を使う時代。誰でもGoogleで情報検索して、自分の悩みを簡単に解決できる時代。

だからこそ、我々情報システムに関わる人間は、その技術、流れをインプットし続ける必要があると思います。コミュニティ活動最高!!、PCNW最高!!!

<お断り>
本稿の内容は著者の個人的見解であり、所属企業及びその業務と関係するものではありません。

井上 恵(いのうえ けい) 株式会社水上
IT部

株式会社水上へは2019年10月に入社。それまでは、いろいろなサイズの事業会社で、情報システム部門立上、ERP導入、クラウド移行などなど経験しました。
大阪出身。矢沢永吉を人生の師匠と仰ぎ、各種コミュニティ活動大好きなオッサンです。

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