ここだけは押さえたいクライアント管理

第3回 クライアント管理勉強会(大阪)
日時: 2012年04月18日(水)14:00〜18:00
会場: 大阪丸紅ビル13F E共用会議室
住所: 大阪市中央区本町2-5-7  >地図
TEL: 06-6125-2161
会費: 無料
定員: 20名
参加資格: 企業のシステムご担当者様 及び ご関係者様
※定員になり次第締め切りとさせていただきます
※応募者多数の場合は、システム管理者様を優先とさせていただきます
※第三部ご参加の方は別途2000円いただきます。
テーマ: ここだけは押さえたいクライアント管理
〜IT資産管理と情報セキュリティの第一歩〜
講師: 大阪市立大学大学院 創造都市研究科 都市情報学専攻 博士(後期)課程
「システム管理者の眠れない夜」(技術評論社)著者
柳原 秀基 氏

<講師略歴>
そのご苦労とノウハウ、笑い、叫び?を執筆された、「システム管理者の眠れない夜」(IDG/技術評論社)著者。1997年〜2009年12月まで「月刊Windows Server World」誌へ連載していたものをまとめたもので、その人気から同シリーズで4冊製本化・出版されています。
(株)クボタをご退社され、現在は大阪市立大学大学院 創造都市研究科 都市情報学専攻 博士(後期)課程に在籍しつつ、(株)エスアールアイ顧問や複数の大学での非常勤講師、コラム執筆など広く活動中!
内容:
第一部:
ご講演 (14:00〜15:10)
本勉強会では、社内にある多数のクライアントPC管理を任されてしまった方々を対象に、そのノウハウを解説しています。
第1回では、IT資産管理がなぜ必要なのかを経営的視点から解説し、PC管理の実務全般とソフトウェア資産管理のメリットをお話しました。第2回ではハードウェア管理を中心にして、ITマネジメント体制の実践的な構築法を解説しました。
こうしたITマネジメントを実行していこうとすると、知識だけでは足りず、人の工数と運用管理ソフトウェアへの投資などの費用が必要となります。しかし、経営的な角度から見れば、情報システムの運用費用は少ないほうが望ましいでしょう。
そこで、本年度の最終回である第3回では、ITマネジメントのために最低でも実施すべきクライアントPCの管理法を解説します。フリーソフトウェアなどを活用しつつ、クライアントPC管理と、セキュリティレベル向上はどこまで可能になるか、参加者の皆さんと議論したいと考えています。

第二部:
お悩み相談&ディスカッション (15:20〜17:00)
日頃のクライアント管理においてお悩みを抱えている皆さんと一緒に、どのような運用をすれば解決できるのか、また、どのような管理をしているのか模索していきます。

第三部:
「情報システム管理者による」クライアント管理Q&A (17:00〜18:00)
※懇親会形式によるフリートークです。
※情報システム管理者同士のネットワーク作りや情報収集の場としてご活用ください。

講師感想

柳原 秀喜 様 大阪市立大学大学院 創造都市研究科 都市情報学専攻 博士(後期)課程
「システム管理者の眠れない夜」(技術評論社)著者
柳原 秀基 様

大阪でのクライアント管理勉強会も,あっという間に最終回となりました。
従来のPCNWの研究会では一つのテーマを連続して追いかけるということが少なかったのですが,今回は「クライアント管理」というテーマに絞ってお話することができ,充実したものになったと思います。参加申し込みもキャンセル待ちが出ている状況で,講師としてこれほど嬉しいことはありません。
第3回は,市販のIT資産管理ツールを使わずに,クライアントPCの情報を迅速に集めたり,多数のクライアントPCに対して一気にリモート操作を行う手法・ツールの紹介を行い,その便利さと同時に限界があることもお話しました。市販のIT資産管理ツール導入の参考にしていただければ幸いです。
今期のクライアント管理勉強会は今回で終了しますが,来期も引き続いて開催していきたいと思います。多数のご参加をお待ちしております

座長感想

小玉 稔 様 PFUライフエージェンシー株式会社
ITサービス事業部
小玉 稔 様

「シリーズ:クライアント管理勉強会」は、いかがでしたでしょうか?講師の柳原さんによる「ツボ」を抑えた「ネタ」に、出席者各位が触発された結果、毎回ディスカッションのボルテージが上昇しました。「毎回、知の連鎖反応により、大きな知のエネルギーを発生させたい」という座長の想いは、各位のご協力により、叶えられたと感じています。ありがとうございました。
「クライアント管理」という業務は、姿かたちを絶えず変化させながら、これからもずっと続いていく業務です。しかも、「このソフトウェアさえきちんと動かしていれば、クライアント管理はOK! 」という訳では決してありません。種々の管理用ソフトウェア導入/活用は、出発点/通過点に過ぎないからです。また、「クライアント管理」を効果的に実施するためには、社内他部門との連携が不可欠である事は、毎回のディスカッションを通じてご理解頂けたと思います。
今年度、「クライアント管理勉強会」はご好評を頂きましたので、来年度も引き続き皆さんがディスカッションを行える場をご提供したいと考えています。
来年度の「活動」にご期待下さい!

参加者の声

  • 自分の知らない管理方法を知ることが出来た。
  • 色んな困った課題をみなさんもお持ちで、それらの対策を解説して頂いてよかった。
  • 自分が上司に提案とリスク提起を拒絶されて苦しんでいる中で、救われる言葉と色々頂き、勇気がでました。