大学におけるソフトウェアライセンス管理の現状と重要性について

 2009年06月17日 第1回 大学向けライセンス管理分科会

日時: 2009年6月17日(水)15:00〜19:00
会場: クオリティ(株) 本社 6F 会議室
住所: 東京都千代田区平河町1-4-5 平和第一ビル6F  >地図
TEL: 03-5275-6124
会費: 無料
定員: 30名
参加資格: 大学の情報システムご担当者様
コンプライアンスご担当者様
及びご関係者様
※定員になり次第締め切りとさせていただきます
※応募者多数の場合は、システム管理者様・セキュリティ教育ご担当者様を優先とさせていただきます
※原則として第二部までの退席は不可とさせていただきます。(プログラム構成は下記をご覧下さい)
テーマ:

大学におけるソフトウェアライセンス管理の現状と重要性について

講演者: 社団法人 コンピュータソフトウェア著作権協会
監査部 太田 輝仁氏
内容: 今や、コンピュータの存在を抜きにして日常業務を進めていくことは考えられません。 そして、その存在が大きくなればなるほど、ソフトウェアの管理も膨大で複雑になっていきます。

しかし、ソフトウェアのライセンスについては、その管理を怠り、万一、違法コピーが行われてしまった場合、社内的な問題では済まされなくなります。

損害賠償や社会的信用の失墜など、大学として大きなダメージを受けることになります。 本講演にて、学校法人に求められるソフトウェアライセンス管理とはどういったものなのかをお話いただきます。

講演者・座長 感想

柳原 秀基 氏 大学向けライセンス管理分科会 座長 柳原 秀基 氏
月間Windows Server World掲載「システム管理者の眠れない夜」著者

大学向けライセンス管理分科会の、第一回が開催されました。まず最初に、コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)の太田氏から、組織内違法コピー問題を解説していただき、その後、企業とは異なる大学独自の問題についてディスカッションが行われました。教員の研究室では大学のPCと個人のPCが混在している状況や、学生の個人所有PCも接続されている現状が報告され、そこで違法コピーが行われた場合の責任の所在が議論されました。その結果、大学の事業(教育や研究)のために使われているPC上で違法コピーが行われた場合、それが大学のPCか個人のPCかを問わず、大学に管理者責任が発生することがわかりました。次回の分科会からはこの結果を前提にして、実効性のあるソフトウェアライセンス管理手法を検討していきたいと思います。