日時: | 2006年3月9日(木)15:00〜18:00 |
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会場: | クオリティ(株) 本社 6F 会議室 |
住所: | 東京都千代田区平河町1-4-5 平和第一ビル6F >地図 |
TEL: | 03-5275-6124 |
会費: | 無料 |
定員: | 30名(企業の情報システム管理者様) ※定員になり次第締め切りとさせていただきます ※応募者多数の場合は、システム管理者様を優先とさせていただきます |
テーマ: |
「コンプライアンスに適した企業システムの方向性」 |
講演者: | 株式会社 野村総合研究所 情報・通信コンサルティング2部 上級コンサルタント 横井 正紀 氏 |
内容: |
新会社法ならびに2008年に予定されている内部統制法を睨んで、これらに適応できる環境・体制整備の議論が日本企業で活発化してきています。 これらの法整備が進むことで企業が管理すべき対象がこれまで以上に広がり、ITを利用した内部統制すなわちIT統制環境が必要不可欠になってくるでしょう。 このような背景を鑑み、現在の企業ネットワークやシステムの傾向を俯瞰しながら、内部統制時代にふさわしい企業のネットワークのあるべき方向性、また備えるべき手段等ついてご説明いただき、後半は皆様とディスカッションを進めてまいります。 |
今回はまさに旬の「内部統制」に関した話題でした。それだけに関心も高く皆さん熱心に聞いておられました。
SOX法からみの講演、勉強会は最近富に増えていますが、横井先生のお話は多くのそうしたお話とは視点の違う、もっと根っこの「管理」そのものに焦点を置いたもので、セキュリティとモラルを取り扱う当分科会にマッチしたものでした。
先生のお話は勿論ですが、参加された皆さんが熱心だったこともあって、いつも活発なディスカッションですが、今回はとりわけ活発で非常に中身の濃いものになりました。
その熱気は懇親会にも引き継がれたように思います。
現場で色々と取り組まれている皆様のご苦労を痛感いたしました。
コンプライアンスやリスクマネジメントは、人間系が絡むので一朝一夕にできるものではなく、ゆっくり醸成することが必要かと考えます。
拙速なルールよりも、企業の文化の議論になるんだ、ということを改めて思い知らされました。