日時: | 2005年1月14日(金)14:00〜17:00 |
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会場: | 丸紅大阪本社ビル B1F 研修室 |
住所: | 大阪市中央区本町2-5-7 >地図 |
TEL: | 06-6125-2161 (クオリティ 大阪支店) |
テーマ: |
機密情報を守れ!最適な「ユーザ認証システム」の選び方 |
講演: |
RSAセキュリティ株式会社 マーケティング統括本部 部長 伊藤 利昭 氏 |
内容: |
個人/機密情報漏洩対策の一環として、「ユーザ認証システム」を再検討/構築中の企業様が多いのではないでしょうか。 今回はワンタイムパスワードによるユーザ認証システムを手がける、RSAセキュリティ社様より、様々な「ユーザ認証システムの選定・運用のポイント」についてご講演いただき、今求められる「ユーザ認証システム」について皆様とディスカッションを進めてまいります。 |
今回の主題は「ユーザ認証をどう選び運用するか」でした。 ユーザ認証は個人認証とも呼ばれ、PCやネットワークを利用しようとしている人が名乗っている本人であるかどうかと、利用する権利を持っているのかどうかを確認するプロセスです。 IDとパスワードの他、ワンタイムパスワードや生体認証など多くの技術が開発されており、それなりのコストも発生するために、その選択は情報システムの管理者にとっては頭の痛い問題です。
今回はRSAセキュリティ株式会社の伊藤利昭氏から、現在利用できる様々なユーザ認証技術を一通り解説していただきましたが、特にパスワードだけに頼ることの危険性と、他の認証技術との効果的な組み合わせが必要であることが分かりました。 その際に「本人しか知らないもの」と「本人しか持っていないもの」を組み合わせることが肝要であることや、導入コストだけではなく、配布コストや運用コストにも留意する必要があることなど、実践的なご講演でした。
ディスカッションの内容紹介などは、追って私のWebコラムでお伝えしていきたいと思いますので、お楽しみに。
「最適な認証システムの選び方」というテーマに対して、参加された皆様の関心は大変高く、活発な議論を持つことができました。 また、貴重なご意見もいただき、大変参考になりました。 認証システムにおけるセキュリティ技術は、思ったよりも奥が深いことをご理解いただけたものと思います。 今後自社に最適な認証システムを選ぶ際に、今回の分科会での議論が少しでもお役に立てば幸いです。