★導入コスト圧縮 |
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リプレースの場合、WindowsとLinuxでは大差が無い |
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- ある程度の購入ボリュームではデフォルトでWindowsが付いて来る。
WindowsPCをLinuxに変更するコストの方が高い。
- Officeのコストが一番高い。OSではあまり差がつかない。 |
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全てのLinux化は、現状では非現実的 |
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→用途や利用環境に合わせ、混在環境にする! |
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導入コストを下げるのには、MS Officeの購入数を抑えることが効果的 |
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→star OfficeやOpen Officeを標準とする! |
★運用管理コスト削減 |
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作成データはすべてファイルサーバで管理 |
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→PCサポートの手間を省くため一部をディスクレス化する(CD-ROMブート)
-運用には社内のファイルサーバ利用に関するルール導入が必要。現状は?
>Win/Netware/Linuxもある。
> 全てのユーザデータをNetwareに置いている。
-問題は、全てのデスクトップで同じ環境を作ることの方がハードルが高い。
-過去を振り返ると、NC(ThinClient)は流行らなかった。運用コストが膨大だった。
-ユーザデータのファイルサーバ管理は、管理面よりもセキュリティ面のウェイトが高い。
-ファイルサーバ管理はNTでは仕組み上できない。 |
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KDE(ウィンドウマネージャ) |
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-TurboLinux6のKDEが重い。
→機能拡張を重ねたフェーズから、メニューの探しやすさなど、洗練するフェーズに移っている。
→Windows環境へ近づけるところがテーマ。
○ここでCD-BootのLinux(KNOPPIX:http://openlab.jp/knoppix/)が紹介されました
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KNOPPIXのモバイルへの対応はどうしたらいいか? |
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-モバイルPCにはCDドライブが無いものが多い。
-管理コストは下がらないのでは。 |
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CDでは個別情報が取り扱えないのでは? |
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-CDをカスタマイズできるので、秘密鍵等のファイルを内包したCDを作ることも可能。
-カスタマイズはかなり大変だった。特にノートPCへのインストールは難しい。 |
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個人の履歴データなどはどう扱うか? |
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-どこかにキャッシュしておく必要がある。
-PCMCIAのカード等を併用したらどうか。(Linuxでも動作可) |
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PC/サーバ管理を台帳化する |
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→QNDを導入 |
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ノーツは一部のみ残し、サイボウズへ移行 |
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-サイボウズAGのドキュメント管理機能を利用。バージョン管理機能も有り、登録は手間だが、入れてしまえばすっきり管理できる。 |
★互換性 |
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操作の互換性は考慮しない |
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-必要な操作のみを行わせる
-教育でカバーする |
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データについては、100%の互換性は要求しない |
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→MS Officeでも同じだったはず |
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MS-Accessを利用している部門はWindowsを標準とする |
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-Accessに該当するアプリケーションはまだない。
- 100%の互換性はありえない。利用する機能で閾値を設けてはどうか。
→自社内なら良いが、顧客等とのデータ交換に支障が出る可能性がある。 |
★OS/アプリの寿命 |
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OSはTurbo Linuxの標準サポートである3年に合わせる。 |
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-TurboLinxuのサポートは、3年ではなく3世代。
過去の周期は1年に1回だったが、今後は周期が短くなるかもしれない。
-サポート切れのカーネルのパッチが出なくなるのが不安。
-対応ハードがなくなってしまう。対応ドライバがない。
-OS/アプリの寿命を設定すれば、投資金額が明確になるというメリットがある。 |
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アプリは3年となる。 |
★全体構成 |
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クライアントOS |
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-Windows : Windows2000
-Linux :Turbo Linux 8 Server |
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サーバOS |
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-Linux : Turbo Linux 8 Server
→ファイル共有はWindowsネットワーク(Samba利用)
→RASについては未決定(決定まではNTを使う) |
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WAN回線 |
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-広域LANサービス導入によりコストパフォーマンスをあげる
→サーバの集約化を実現 |
○ |
グループウェア |
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-ノーツからサイボウズへ移行
-既存のノーツデータベースはWeb対応設計に置き換える。 |
○ |
イントラ系システム |
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-Mozilla系ブラウザで動作するように変更 |
○ |
特定システム |
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-基幹系システム :Windows2000用エミュレータを購入
-CAD/CAM : Unix版からLinux版に置き換える。 |
○ |
RAS |
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-後日検討 |
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サイボウズ社グループウェア |
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AG:中小規模向けのWebベースグループウェア。上限300名。
ガルーン:大規模向Webベースのグループウェア。サーバの分散/集中管理が可能。
簡単なので、情シスのプロでなくても使いこなせる。
-ノーツのようにレプリケーション可能か?
→まだ検討中。 |
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Linuxの管理コストは? |
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-管理者の教育
Linuxの認定講座など、メニューも充実してきている。
-人月単価も変わらない。
-Linxuの技術者は、Linuxが分かるのはもちろんのこと、Windowsにも同様に精通していなければならない。
(Windowsをベースに、その比較という形で語られることが多いため) |
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クライアントOSとしてLinuxを導入可能か? |
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-工場などのOfficeを使わないところであれば可能だろう。
-スキルの低いユーザは、ブラウザがパソコンだと思っている。
前に1枚かぶさっていればOSを意識しないのではないか。
-UnixからLinuxというケースはあると思われる。
-もっと初心者にも使いやすくユーザインタフェースをカスタマイズ可能にして欲しい。 |
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Windowsとの共存 |
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-どうしてもWindowsが必要な場合は、VMwareを利用してはどうか。
→LinuxでVMwareを利用するメリットは?
→ 開発者や学生には非常に喜ばれている。
しかし、OSのインストールが必要なので、ライセンス的には変わらない。
→Linux上でWindows、Windows上でLinux、どちらをベースにしたらよいか?
ケースとしてはWindowsベースが多いだろう。
→VMwareにはサーバ版(GSX)もある。クラスタリングとして利用可能。 |