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第1回「クライアントPCのバックアップ・環境維持・マイグレーション〜Connected TLMのご紹介〜」
※(メ)...NCLC(Connected TLMのメーカ) |
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・Connected TML導入例
- 地方自治体の計算センター、大手鉄鋼。
用途としては、設計データや開発データなど貴重なデータのバックアップ
- 製薬会社
2,300人の外回り営業のPCデータを、細い改選経由でバックアップ
・価格が高い、との指摘に対して・・・
→新バージョンの7.0では価格を20%下げた(メ)
→クライアントのライセンスだけではなく、ストレージ、サーバ、構築費用、サポート費用など、トータルコストを考慮するべきである。
→全システムを3年使うと試算すると、1クライアントあたりタバコ二箱分。(メ)
(5000クライアントを想定。数百クライアントでも月1000円)
→ユーザはROIを試算し、投資効果があると判断して購入している。(メ)
・クライアントバックアップの必要性は?
→会社の大事なデータがローカルにあるということは事実なのか。
→設計、開発環境、以外のPC利用の場合、持たせる環境がいいのか。
サーバのバックアップにこそ価値があると思う。
→クライアントには必要性を感じない。
→PCやDiskが安くなってきており、また取り扱うデータ量も増えている。どうしてもローカルにデータをおきがちになる。
→OA系のPCでバックアップは必要か。
→ルール上ではサーバに置くとしている企業もあるが、実際は徹底されていない。(メ)
あるいは、既存のルールを変えることが出来ない。
→リサーチ会社の数値を基本にしてROI算出を算出したが、日本では受けが良くない。(メ)
PCダウンで仕事ができない時間のコストは2〜3000円。作業工数としては見合わない。
一番説得力があるのはROIだが、一般論でしか語ることができない。
※ここで参加者に挙手を求めました
ツール導入により作業効率があがると思うか : 0人
ツール導入によりデータを保護できると思うか: 挙手多数。
→強制的にデータをサーバに入れる仕組みはないか。
メールのデータは最低限守りたい。2〜3000円が妥当な価格ではないか。
→PCローカルにデータがあり、そのデータの重要性は認識されている。(メ)
ユーザはバックアップを欲している。復旧の工数を見積もると、1台2万程度となる。
→アタッシュケースを使ってはどうか?
→会社のストレージがパンクしてしまう。
→差分バックアップにすれば。ファイル単位でも戻すことができる。 |
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第2回「収集したIT資産情報をどう活用するか 〜東芝情報システムプロダクツ(株)「WebManager」のご紹介〜」
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・「PC資産情報を社員に公開する」というポリシが勉強になった
→資産は企業の物であるという認識を、教育によって高めていきたい。
→メーカでは、資産管理/ワクチンソフトの導入に関して誓約書を書かせている。
→啓蒙のため啓発文書を出している。
→罰則を設けると良い。違反した場合はネットワークから切り離すと警告している。
・収集したIT資産情報の活用方法について NetInsightII(LANシステム設備運用管理システム)のご紹介
- 図面をベースにした図面管理システム。
セキュリティ対策、資産管理には、機器設置場所の情報が必要。
QNDとの連携により、図面上で対象機器のインベントリ情報を表示することができる。
- 自治体などを中心にニーズが上がってきている。
NetInsightII-PDのご紹介
- SNMPでネットワーク上にある機器を全て調査。IT資産とIPアドレスを拾ってくることができる。
更にネットワーク構成まで調べることができる。
- 接続構成が分かっただけでは、自社のIT資産を全然把握できない、というニーズに対応している。
- 新しく入ってきたPCの把握に利用できる。
→便利そうだが、画面の作りこみやメンテが大変では?
→エリア管理定義と任意情報のリンクで接続情報を自動作図。
ディスカバリ結果をinsightに通知し、自動的に線を書くことが可能。
ほとんど人が手を加えずに図面のメンテができる。
- 認知しないPCをつながせたくない、とうニーズに対応するため、
未知の物を見つけたら、HUBのポートを閉じてしまうという機能追加を計画している。
→PCの検索周期は?
→秒単位で指定できる。今はPingでポーリングしている。
- HUBのARPテーブルを監視する機能を追加予定。 |
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第3回「クライアントOS変更に伴う環境移行 〜環境以降はツールを使ってどこまで可能か〜」 |
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→ツールによる完全な環境移行は現時点では無理
→中途半端に手作業が残るくらいなら、「不要」。自分で作業を行うほうがよい。 |
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第4回 「ツールで収集したソフトウェアインベントリの活用方法について 〜(株)日立情報システムズ「License
Guard」自社内運用事例のご紹介〜」 |
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※Officeライセンスに対する不満の声
→EAではコストメリットがでない場合もある。
→MSにしばられてしまうのではないだろうか?
→何故何もしない年になぜこんなにお金を払う必要があるのだろうか? |
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第5回 「新種のウィルスや新たな脅威に対するクライアントPCの構成管理 〜「隠れた脅威」からPCを守るPestPatrolのご紹介〜」 |
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→自分のクライアントでも見つかったが、実害が無いものだったので放置している。
→最近は、ある程度ワクチンソフトで対処できているのでは。
・パッチの適用について
→本当に管理者が手作業でやっているのだろうか?
→3ヶ月かけて約1,000台にパッチをあてた。
→標準化されていればガイドラインが作成できるのだが...
→WindowsUpdateを実行したら、システムが壊れてしまった。
→検証作業が負担。
→パッチ適用未適用を、システム監査上残している。
・パッチ適用頻度(例)
→パッチを適用しない企業もある。
→3ヶ月/半年に1回、当てる当てないを決定して判断。緊急はその限りではない。
→情報をメールで送るサービスがある。送られてくる情報を逐一チェック
するのが大変。
→Windowsworld誌によれば、システム管理者は1日の6割をセキュリティ情報の
確認に費やしている。
→パッチにバグが潜んでいることもあり、適用に躊躇する。
・ライセンス管理について
→MSのライセンスがころころ変わるのが困る。
→費用対効果の算出が難しい。
・その他
→非接続端末も資産と考えるのか?机の中に入っているPCや、入っているソフトを資産と考えるか?
社内運用ポリシ例
→WEB接続ログ監視システムを導入している。
私用で使用しない旨の誓約書を取っており、罰則も有り。
承諾しなければ接続させない。
情報収集の大切さ
→インベントリを収集したところ、半数近く、ウィルスパターンファイル更新、 エンジンバージョンアップ、スキャン常駐を怠っていた。 |