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(2000/10/10)ディレクトリサービス分科会議事録
議事:
- 1.講演
- 「ディレクトリサービスと日立の取り組み」
- (株)日立製作所の小瀧伯泰様
- 分散システムにおける多種多様の情報資源を一元管理することを目的としたシステムである。RDBMSが更新に優位であることに比べ、検索に優位性があると言われている。
- 電子電話帳、メールアドレス帳、各種システムの認証などの管理情報を一元的に処理することで分散システムすべてで登録、変更、削除がおこなえることがメリットです。
- 日立が提供するLDAPサーバ
- Netscape Directory Server 4.11
前バージョンに比較し、より一段と性能が向上した。
SSLによる通信路の暗号化が可能
リフェラル機能(LDAPアクセスを別のサーバにリダイレクトする)
24時間バックアップなど運用性の向上
- Hitachi Directory Server Version 2
Netscape Directory Server 3.1を母体とし、画面の日本語化、
日本語マニュアルを提供
日本語コード変換関数を提供: Shift-JISコード⇔UTF8コード相互変換
(LDAPサーバに格納される日本語データはUTF8コードを使用する。)
バックエンドDBとして、内蔵DBの他、HiRDBを使用可能
- 日立の取り組み
- Hitachi Directory/Netscape Directoryで独自のシステム構築。
- 13万ユーザのアドレス帳とシステム認証に利用
- 2.質疑応答
- 各システムでレコード内のフィールド単位のアクセス制限を設定したい場合にRDB側にその指定を持たせるか、ディレクトリ側でアクセス制限するかどちらがいいか。その実現は可能か。
- アクセスコントロールということでがんじがらめにする必要はないのではないか。
- レガシーシステムの情報をディレクトリサービスと連携させる手段はあるのか。
- 3.今後の課題
- オラクルのディレクトリサービスについて話しを聞きたい。
- 実際にディレクトリサービス導入企業の話しを聞きたい。
- 4.次回日程
- 11月7日(火) 15:00〜18:00
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