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(2000/9/12)ディレクトリサービス分科会議事録
講演内容(Internet
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議事:
- 1.講演
- 講師 ノベル(株)システムソリューション本部システムエンジニアグループ 坂口様を御招きし「NDSソリューション」についての説明が行われた。
- 講演内容は下記の通り
- ディレクトリサービスとは
- ユーザ管理、アクセス権限、トラブルシューティングといったリソース情報の一元管理が可能
- NDSの特長
- 単一ツールのID/パスワードで各ツールを利用でき、プラットフォームも選ばない。
- 会社の組織図に則った管理が可能(人事異動の設定変更が容易)
- ネットワークにつながっていれば、どこにいてもすべての設定・管理が可能
- 状況に応じてレプリカを自由に配置することが可能
- ノベルNDSソリューション
- どのマシンからログインしても同じデスクトップ環境を提供しローカルドライブに対するアクセス、ユーザを制限できる。
- どんなアプリケーションでも扱うことができる。
- ポリシー設定の伝達によりヘルプデスク業務が合理化できる。
- 各種認証手段との組み合わせが可能
- Synchronicity for NotesによりNotesとNDSのアカウントの一元管理が可能。
- Single Sign-onにより各アプリケーションのユーザID・パスワードをNDSに統合すると一度ログインするだけですべてのアプリケーションが利用できる。
- iChainによりwebのアクセスコントロール制御を可能にする。
2.質疑応答
- ひとつのサーバにすべてのアプリケーション認証を統一することのメリットが大きいが、独自アプリへの対応には、カスタマイズがどのくらい必要か。
- パーティションで区切っても、本体サーバに全てのデータを入れてしまったら負荷が増大してしまわないか。負荷が増大することで管理も大変にならないか。
- ディレクトリサービスでどこまでの情報を一元管理すべきか。
- 日本は、米国のようにITを基本に企業運営をしているところまできていない。
総務・人事・経理など既存組織毎のシステムにディレクトリが存在し、これを統治するような組織として情報システムが位置づけられていない現状では、ディレクトリサービス導入による恩恵は少ないといえないか。
- 海外製品を日本企業風土に導入するのは難しくないか。日本の企業環境に対応した製品はないのか。日本向けの改良を国内でしないのか。
- 3.今後の活動内容について
- 次回は国内のディレクトリサービス製品日立ディレクトリサーバについて説明いただき、今回同様の疑問を解決できるか、どういう利用が望ましいか話し合って行きたいと思います。
- 4.次回移行開催日予定
- 10月10日(火) 15:00〜18:00
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