「統合オフィスソフト OpenOffice.org」のビジネス活用実例

2010年04月16日 第4回 IT活用分科会(大阪)
日時: 2010年4月16日(金)14:00〜18:00
会場: 大阪丸紅ビル13F E共用会議室
住所: 大阪市中央区本町2-5-7  >地図
TEL: 06-6125-2161
会費: 無料(※第三部ご参加の方のみ2000円)
定員: 20名
参加資格: 企業のシステムご担当者様 及び ご関係者様
※定員になり次第締め切りとさせていただきます
※応募者多数の場合は、システム管理者様を優先とさせていただきます
※原則として第二部までの退席は不可とさせていただきます
テーマ:

「統合オフィスソフト OpenOffice.org」のビジネス活用実例

内容: 企業における「統合オフィスソフト」のデファクトスタンダードは「Microsoft Office」といっても過言ではありませんでした。しかしながら、昨今、ビジネスにおける統合オフィスソフトの選択肢が確実に拡がっています。
その背景として、サポート終了によるセキュリティ上の問題や、永続的に閲覧できるかどうかの互換性の問題、高額なバージョンアップ費用といったコストの問題などが挙げられます。

本セッションでは、無料で入手できて、誰でも自由に利用できる「OpenOffice.org」の企業での活用事例を元に、その利点、リスク、コストなどのポイントについてお話いただきます。

第一部:
ご講演
講師:榎 真治 氏
株式会社グッデイ OSS事業推進部 企画担当
 
第二部:
「オフィスソフト見直し」について
※ディスカッション形式による情報の共有と対策の模索
 
第三部:
「ベテラン情報システム管理者による」IT活用Q&A
※懇親会形式によるフリートークです。
※皆様の業務ネットワークの拡大、情報交換の場にご活用ください。

講演者・座長 感想

船堂 晃 氏 IT活用分科会 座長 船堂 晃 氏
ニッタ株式会社 コーポレートセンター 経営企画グループ

どうしてMS-Officeを使っているのか?どうして製品を変更せずにそのままバージョンアップするのか?また、逆にバージョンアップもしないでそのままMS-Officeを使い続けるのか?こういった質問が愚問になりそうな位、企業では当たり前に導入されてしまっている。しかしながら、もう少し足元をしっかり見直す時期ではないだろうか?企業のニーズは当然各々違うのが当然であり、今回、取り上げたOpenOffice.orgとMS-Officeでは開発の方向性が全く似て非なるものであることが分かった。当然、自社のニーズを再確認すれば、あるいはOpenOffice.orgの方が良いかもしれない。少なくともコスト削減で大きな成果を生み出すのは間違いないでしょうから。

講演者
株式会社グッデイ OSS事業推進部 企画担当 榎 真治 氏

オープンソースライセンスで公共的な統合オフィスソフトであるOpenOffice.orgとオフィスソフトについて、様々な角度からお話とディスカッションをさせていただきました。情報資産を今後も活かすために、オープンなファイル形式で蓄積することの重要性を改めて再確認できたと思います。OpenOffice.orgが利用している国際標準のファイル形式であるODFの役割は重要性を増しています。ソフトウェアの機能的にはOpenOffice.orgは十分というご意見がほとんどで、大きな期待をいただいていることを実感いたしました。皆さんにいただいたご意見をいかして、OpenOffice.orgの活動に関わっていきたいと思います。