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考察
社内標準ソフトウェアはそもそもファイル統一という観点からではなく、導入コストやユーザサポートの観点から標準ソフトウェアへの統一が進められてきたと思われるが、結果的にはファイルの統一につながっている。しかしながら、MS-Office95とMS-Office97にみられたようなバージョンアップでは、社内でソフトウェアのアップグレードの調整が取れていないとファイルの統一が図れなくなってしまう。また、社外との情報共有を考えたときにはファイルの統一は難しい。
ファイル統一を考える理由について、「なぜファイルの統一を考えるのですか?」にまとめた。
1) OSやアプリケーションの違いに縛られずに、データを参照してペーパーレスを図りたい
2) 作成するアプリケーションは自分の使いやすいものを使っても、誰でもその文書を参照できるよ
 うにしたい
3) 保存すべき文書はどんな環境からでも見れるように管理したい

以上3点であり、とにかく「PCの環境が異なっても、問題なく見れる」ということが、現時点での最重要項目といえる。