第二回ITトレンド勉強会 【東京】

社内コミュニケーションの変遷と実情
~電話からメール、そしてその先へ~

日時 2019年2月21日(木)15:00~19:00
会場 クオリティソフト株式会社 東京本部
テーマ 社内コミュニケーションの変遷と実情
~電話からメール、そしてその先へ~
講師

◇講師1

東日本電信電話株式会社 ビジネス開発本部 第一部門
ネットワークサービス担当 担当課長
山内 健雅 氏

1998年に日本電信電話(株)入社後、法人顧客に対する営業担当に従事。
東日本電信電話(株)に分離分割後、フレッツ・サービス関連の新サービス開発・販売戦略業務に携わる。
以降、支店地域での営業企画業務を経て、2014年より現職のPSTNサービスの運用及びIP網への移行推進業務に従事している。

◇講師2

ワークスモバイルジャパン株式会社
カスタマーエクスペリエンス&アドボカシー
カスタマーアドボカシースペシャリスト
床田 紘美 氏

2007年システムインテグレーターに新卒入社し、グループウェアの構築・導入を経験。2012年に半導体商社の情報システム部門へ転職。
情報システム部門では、コミュニケーションツールを刷新するプロジェクトをリードし、ワークスタイル改革の実現に取り組む。
2018年9月よりワークスモバイルジャパンに入社し、ビジネスチャット「LINE WORKS」の価値を発信する仕事に従事。

内容
第一部

講演(15:00~16:00)
◇講師1(東日本電信電話株式会社 山内様)
コミュニケーションツールは日々変遷しています。
ツールとして利用されてきた固定電話やインターネット、クラウド等に関して、通信キャリアの目線から、過去~現在にいたる技術・サービスのマクロトレンドや市場、レガシー技術のマイグレーション等についてお話します。

◇講師2(ワークスモバイルジャパン株式会社 床田様)
「働き方改革」の推進によりワークスタイルは10年前より大きく変化をしています。
本講演では、ワークスタイル変化に伴い最適なコミュニケーションのあり方をトレンドと共にご紹介します。
平成が終わるこのタイミングに、多様性を認めたチームで効果をあげるワークスタイルとコミュニケーションツールについて、一緒に考えてみませんか。

第二部

お悩み共有&ディスカッション(16:10~18:00)
「コミュニケーションツール」の実情や課題について、皆様のお悩みを共有・ディスカッションしながら、解決策を模索します。

第三部 参加者同士による日々の業務課題の共有(18:00~19:00)
※懇親会形式によるフリートークです。
※情報システム管理者同士のネットワーク作りや情報収集の場としてご活用ください。

<講演の様子 講師1 山内様>


<講演の様子 講師2 床田様>


講師感想

東日本電信電話株式会社 ビジネス開発本部 第一部門
ネットワークサービス担当 担当課長
山内 健雅 氏

このたびは講演機会をいただき、ありがとうございました。特に「お悩み共有&ディスカッション」の時間が大変勉強となりました。
各社様のコミュニケーションツールの利用状況ならびに所掌範囲、普及に向けた課題・ご苦労、等の生の声をお伺いでき、弊社の今後のサービス検討等の参考にさせていただければと思います。
お話をお伺いして思ったところは、皆様色々なトライ・チャレンジを苦労されながら繰り返され、ノウハウを各々蓄積されていらっしゃることを実感しました。
このような共有の場を通して、企業様における業務効率化や働き方改革促進につながるのではと期待をすると同時に、今後も参加させていただきたいと考えています。


ワークスモバイルジャパン株式会社
カスタマーエクスペリエンス&アドボカシー
カスタマーアドボカシースペシャリスト
床田 紘美 氏

コミュニケーションツールの変遷のお話をさせていただきましたが、その後の2時間を超えるディスカッション+懇親会で、様々な業種業界のお客様のコミュニケーションの現状をお聞きすることができ、私自身も非常に勉強させて頂きました。
ITトレンド勉強会は、ある方が抱えている課題を全員でディスカッションするというスタイルなので、普段なかなかない貴重な機会だと思います。
今後も盛り上がることを期待しています。

副座長報告

リコーITソリューションズ株式会社 ビジネスプロセス革新事業部
インフラマネジメントセンター システムインフラ部 第1グループ リーダー
宮腰 寿之

今回の勉強会は、「社内コミュニケーションの変遷と実情」と題して講演や意見交換を行いました。
サブテーマを「電話からメール、そしてその先へ」とし、電話をはじめとする通信キャリアの老舗であるNTT東日本様と先端のコミュニケーションツールということでワークスモバイルジャパン様から講演していただきました。

昔、会社には必ず固定の電話機がありましたが、それがPHSや携帯電話に置き換わり、さらには電話が必須ではないという事例さえありました。また、メールだけで無くSNS、チャット、テレビ会議やPC会議の導入が進んで最近の働き方改革にもつながっているようです。

各社の規模や業種・職種に違いはあるものの、新しいコミュニケーションツールや利用方法についてはそれぞれに課題があることがわかった勉強会でした。

担当者報告

大きく『電話/FAX』→『メール』→『Chat/SNS系コミュニケーション』という変遷と捉えられるが、また特に現在は「働き方改革」としての注目されているジャンルのテーマだったので、いろいろな方向でのディスカッションが出てきました。
ChatやSNSなどが業務的に本格的に利用されてくる中、システム導入当時の立ち上げ方のコツとしては、インフルエンサー、アンバサダー、社内エバンジェリストをいかにみつけるか?がポイント。
こういった何かを言う人は「こうしたい!」という意見を持っている人なので、そこを乗り越えると最終的には強い味方になってくれるという話でした。

参加者の声

  • 各社様の利用事例、悩まれている事の共有が勉強になった。
  • コミュニケーションツールの使い方について、使い分け(目的別)のヒントがあった。
  • まさにchatを導入しようという時期なのでアプローチ方法がわかりやすかった。

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