第三回クライアント管理勉強会 【東京】

YOUはどうして情シスに?
~「ひとり情シス」になってしまったアナタに~

日時 2019年04月18日(木)15:00~19:00
会場 クオリティソフト株式会社 東京本部
テーマ YOUはどうして情シスに? ~「ひとり情シス」になってしまったアナタに~
パネラー

◇パネラー1

パナソニック映像株式会社
管理グループ 人事・総務チーム IT業務支援担当
中山 裕盛 氏

同社に音響技術者として入社後、デジタルAV訴求からデータ通信とネットワーク技術を習得しアーカイブ担当を経て、2014年より現職。
現在の担当は他部門へのIT業務支援と全社総務との兼務情シス。実質「ひとり情シス」のため常に時間と格闘。今の課題は社員のリテラシー向上。

◇パネラー2

リンカーズ株式会社
経営管理本部 ITサポート・情報セキュリティチーム マネージャー
竹村 寿志 氏

大手ITベンダー等でITインフラ設計・構築・保守・運用等を幅広く経験し、2017年より現職。
現在は専任の「ひとり情シス」として、パソコンのトラブルから金融機関等の情報セキュリティ監査対応まで幅広く担当。今の目標は最適化されたIT導入。

◇パネラー3

日本デジタル配信株式会社
管理部 主任
漆谷 翔 氏

雑誌記者から同社に営業として転職。技術営業やASP事業立ち上げを経験するも、体調を崩し休職。休職明けの2015年から現職。
現在は専任の「ひとり情シス」としてIT企画、ヘルプデスク、セキュリティ統制等ひと通りを担当。今の課題はクラウド移行による執務環境改善。

内容
第一部

パネルディスカッション(15:00~16:00)
情シス担当が自分「一人」しかいない、もしくは部門の中で理解者が得られず「独り」。
そんな「ひとり情シス」として奮闘している方は多いのではないでしょうか。

今回は「ひとり情シス」になった方の来歴や課題にフォーカスし、「ひとり情シス」としての闘い方や「脱・ひとり情シス」に向けた取り組みについてディスカッションします。

第二部

グループディスカッション(16:10~18:00)
「ひとり情シス」の皆様のお悩みを、グループでディスカッションしながら解決策を模索します。

第三部

懇親会(18:00~19:00)
※懇親会形式によるフリートークです。
※情報システム管理者同士のネットワーク作りや情報収集の場としてご活用ください。

<会場の様子>


<パネルディスカッションの様子>


パネラー感想

パナソニック映像株式会社
管理グループ 人事・総務チーム IT業務支援担当
中山 裕盛 氏

PCNWではすっかり定着した「ひとり情シス」テーマですが、今回は初着任された方よりも、すでに孤軍奮闘されて日々汗をかいておられる方々が多く参加されていて、自分の仕事の進め方にブレがないかをひとつひとつ確認されているような感じが見受けられました。
そのような中、今回も共通して声が上がったのは、一人では意見集約に限界があるということ。やはり多数の脳ミソで考え、揉んだ方がより違った角度からの見方が増えるというもの。
「ひとり情シス」ながらより質の高いサービスを目指す担当者の姿勢がもっと経営陣へも届けばなあ、と感じました。

リンカーズ株式会社
経営管理本部 ITサポート・情報セキュリティチーム マネージャー
竹村 寿志 氏

率直な感想としては、パネラーとして登壇するのが初だった為、緊張はしました。ただ、衝撃体験のところは、うまくアイスブレイク出来たと個人的には満足しています。(笑)
参加者の表情、会場の空気等を話ながら観察していました。個別の環境差異や事情はあるものの、参加者の皆様、全体的に共感されていたように思います。 それだけ様々な苦労や難題を情シスの皆様方が抱えているのだろうと改めて感じました。自分の述べた拙い経験が、参加された方々の業務に少しでも役に立てば幸いです。

日本デジタル配信株式会社
管理部 主任
漆谷 翔 氏

今回発信側としてパネルディスカッションに参加させていただきました。パネラーが課題を話している間、参加者の方々が大きくうなずく様子が強く印象に残っています。
会社の生産性や業務の安全性に直結するミッションを担う部署が「ひとり」という弊害は皆様の共通認識なのだと実感いたしました。
グループディスカッションでは「人手不足」を主に課題として扱うグループに参加させていただきました。参加者が日々行っている工夫や仕事内容の可視化方法など、マンパワーが少ない中どのように課題を解決していくかについて具体的な情報交換がなされ、こういった勉強会の意義を再確認いたしました。

座長報告

松下さん

アルバス株式会社
SIソリューション部 SPSブロック
松下 麻紀 氏

「ひとり情シス」をテーマとする勉強会は、この数年で複数回行われてきました。「ひとりは大変」という体験や奮闘の共有から始まり、いま共有されているのは「ひとりでは無理」という出発点のように思えます。

今回の勉強会では、パネルディスカッションで3名の方にお話戴き、その後グループディスカッションへ移行する形式で4つに分かれたグループごとに進行役が入り、熱い議論が交わされました。
「もう、ひとりでは無理なんだから、○○しよう」の、○○にあたる実践的な知恵や経験が次々と共有されます。印象的だったのは、3名のパネラーとグループ発表者の全員が、なんらかの形で「SOSを出す」「知って貰う、動いて貰う」「普段から良い関係を築く」というように、社内の人をまきこむ動きを重要として取り入れていたことでした。

つまり、これからの「ひとり情シス」は、たくさんの協力者を増やしながら「社内情シス」を実現する。そんな方向性が共通認識になったと実感できる、貴重な勉強会でした。
これからもより多くの情シス担当者に、そしてユーザーに、マネジメント層にもこの共通認識が広がって、情報システムという仕事がもっと楽しく進化すると良いですね。

担当者報告

「ひとり情シス」をテーマとした会でしたが、多くのひとり情シスの方にご参加頂き実体験に基づいた内容に共通の課題認識ができたと思います。
グループディスカッションでは、 各テーマに沿って熱い議論が交わされ、テクニカルな部分から、廻りの人を巻き込む人間関係的な部分もあり、「システム」というよりは「人」を中心とした解決策の結論になり、参加された方には、参考になる情報を持ち帰ってもらえたと思います。
次回も引き続き情シスの方々に有益な内容を提供したいと思いますので皆様のご参加をお待ちしております。

参加者の声

  • ITとセキュリティの為には経営陣の理解が必要・重要だと再認識した。
  • 社内のメンバーや経営を巻き込んで進めるという点はたしかにその通りだと思った。
  • 同様の悩みを持つシスカンの方々が多くおり、自分一人だけ悩んでいる訳ではないこと。また多くのアイディアがあり、大変勉強になった。

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