第一回クライアント管理勉強会 【東京】

徹底討論!情シス必要・不要論
~これまでの情シスと明日からの情シス~

日時 2018年9月21日(金)15:00~19:00
会場 クオリティソフト株式会社 東京本部
テーマ 徹底討論!情シス必要・不要論
~これまでの情シスと明日からの情シス~
講師

トレノケート株式会社
ラーニングサービス本部 テクニカルトレーニング第1部
技術教育エンジニア AWS認定インストラクター
山下 光洋 氏
https://www.trainocate.co.jp/reference/aws/index.html

事業会社の情報システム部門を経て、2018年よりトレノケートにてAWS認定インストラクター(AAI)としてAWS認定クラスルームトレーニングを実施。
前職では「情シス不要論」の風潮に危機感を抱き、自ら「情シス必要論」を提唱し社外イベントや勉強会などで積極的に発信した。

内容
第一部

自己紹介&グループディスカッション(15:00~15:45)
「情シス不要論」が囁かれる中、情シス担当としての想いや、社内で行うべき業務とアウトソースできる業務についてディスカッションいたします。

第二部

講演(16:00~16:50)
技術革新が急速に進み、ITが単なる手段からビジネス上の武器として立ち位置を変える中で、 システムのお守りしかできない情報シス部門は不要ではないかという「情シス不要論」が囁かれています。

今回の講演では、情シス部門所属当時に考え発信していた「情シスの在り方」と実践結果、 そして今の立場だからこそ考える「情シスの在り方」についてお話します。

第三部

グループディスカッション&総括(16:50~18:00)
第一部、第二部の内容を踏まえ、情シス担当として今後どうしていきたいか、明日から何ができるのかをディスカッション・共有いたします。

第四部 懇親会(18:00~19:00)
※懇親会形式によるフリートークです。
※情報システム管理者同士のネットワーク作りや情報収集の場としてご活用ください。

<講演の様子>


<ディスカッション結果発表の様子>


講師感想

トレノケート株式会社
ラーニングサービス本部 テクニカルトレーニング第1部
技術教育エンジニア AWS認定インストラクター
山下 光洋 氏

当日はご参加された皆さま、ありがとうございました。
課題意識をお持ちの方々がお集まりになられている、非常に前向きな取り組みに参加させていただき、感動もしましたし、モチベーションも非常に高まりました。
規模や事業もそれぞれ異なっておられるので、その特徴が現れている課題や、どんな事業でも共通してお持ちの課題があるなあと思いました。
皆さまのような課題に前向きに取り組むIT担当者が増えていくことで、現場の人たちが仕事がやりやすく、また楽しく働ける世の中になっていくと思います。
また、ぜひ参加させていただき、勉強させていただきます!

副座長報告

サントリーパブリシティサービス株式会社
情報セキュリティ室 主任
吉田 壮臣

今年度第1回目のクライアント管理勉強会は、グループディスカッションを取り入れた形式で実施しました。この3年間続けて実施してきた形式で、ゲスト講師・参加者・運営委員及び事務局が三位一体となり、白熱した議論が展開されるが恒例となっています。今回もご多分に漏れず、勉強会に続く懇親会も含めて、大いに盛り上がりました。
さて、今回の感想ですが、3部構成の勉強会を1部と3部をグループディスカッション及び発表、2部にゲスト講師の山下光洋氏の講演、3部は1部と2部を受けて「必要とされる情シス」について、グループの意見集約及び発表、全体を通しての質疑応答となりました。
進行役として全体を俯瞰することができた私自身の気づきは、これからの情シス担当者は、自身及びチームの業務を徹底的に自動化及アウトソース化することで時間を確保し、積極的に社内でのコミミュニケーションを働きかけて自社事業に精通した上で、PCNWのような勉強会にも足を運び、自身のスキルアップ及び見聞を広めて、その知見を社内での新規システム開発等に生かして欲しいということにつきます。
最後に、貴重なお時間をこの勉強会にご参加頂いた皆様、失敗事例を含めて情シス必要論の立場で示唆に溢れる数々のポイントをご教示頂いた山下様(しかも、終電ギリギリまでお付き合い頂きました)、各グループのファシリテーターを勤めてくれた運営委員及び事務局の皆さん、感謝申し上げます。

担当者報告

今回はディスカッション形式で、新たな試みとして、講演の前後にグループディスカッションを入れることで講演後の気づき等を棚卸しできる(明日から実践できる)会を想定して実施しました。
講師のトレノケート(株)山下様には、提案側と情シス側の両視点を経験されていることもあり、失敗談を含め、貴重な体験に基づいた必要とされる情シスになる為の必要事項について、詳細のご紹介を頂きました。結果として、限られた時間の中ではあるものの情シスがやるべきことを参加者の方には、持ち帰ってもらえたかと思います。
次回も情シスの方々に有益な内容を提供できる内容を準備したいと思いますので皆様のご参加をお待ちしております。

参加者の声

  • 「情シス不要論」の分析は非常に身につまされるものだった。
  • 日頃マズイと思っていた事をズバリ指摘された気がした。
  • 最初に参加者の考えを整理するディスカッションがあるのは素晴らしい。

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