『スマートフォン&タブレットの業務利用に関するセキュリティガイドライン【β版】』の解説&作成秘話

第1回 ITトレンド研究会(東京)
日時: 2011年10月20日(木)15:00〜19:00
会場: クオリティ(株) 本社 6F 会議室
住所: 東京都千代田区平河町1-4-5 平和第一ビル6F  >地図
TEL: 03-5275-6124
会費: 無料
定員: 30名
参加資格: 企業のシステムご担当者様 及び ご関係者様
※定員になり次第締め切りとさせていただきます
※応募者多数の場合は、システム管理者様を優先とさせていただきます
テーマ: 『スマートフォン&タブレットの業務利用に関するセキュリティガイドライン【β版】』の解説&作成秘話
〜セキュリティを考慮した運用ガイドラインを徹底討論〜
講師: アルプスシステムインテグレーション株式会社
営業統括部 特販プロジェクト グループマネージャー 松下 綾子 氏
(JSSEC利用ガイドラインワーキンググループリーダー)

<講師略歴>
1998年からセキュリティ事業に関わり、Webフィルタリングソフトのマーケティングと営業を担当。企業や学校に足を運び、地道に普及・啓蒙活動から行なっていた。悪戦苦闘の日々を過ごすも、人一倍の努力と地道な活動の結果、Webフィルタリングのほか情報漏えい対策ソフトなど、セキュリティ製品全般の販売企画を担当。全国でセミナーも行った。
現在では、市場開拓業務の一端として、スマートフォンやクラウド関連事業に取り組んでいる。前向きな思考が持ち味で、「どんな経験もマイナスになることはない」が持論。そのバイタリティとプラス思考を活かして、セキュリティ業界を飛び回る。日本スマートフォンセキュリティフォーラム(JSSEC) 利用ガイドラインワーキンググループリーダー兼任。
内容: スマートフォン・タブレット端末がいよいよビジネスシーンにおいても活用される時代になりました。個人だけではなく、学校、自治体、企業などに導入も、急速に拡大しつつあります。また、個人のデバイスを企業で使う携帯も課題とされています。

しかし、そのような時代の中、管理や運用、セキュリティに関する課題が挙げられています。

そこで、今回は今年5月25日に設立された、日本スマートフォンセキュリティフォーラムの会員をお招きし、ガイドライン制作に至った背景や作成時の配慮点を交え、詳しくご説明頂きます。そして後半は、今後のスマートフォンの業務活用について皆様とディスカッションを進めてまいります。

第一部:
ご講演
アルプスシステムインテグレーション株式会社
営業統括部 特販プロジェクト 松下 綾子 氏
(JSSEC利用ガイドラインワーキンググループリーダー)

第二部:
スマートフォン・タブレットを利用する上での課題
※ディスカッション形式による情報の共有と対策の模索

第三部:
「ベテラン情報システム管理者による」IT活用Q&A
※懇親会形式によるフリートークです。
※情報システム管理者同士のネットワーク作りや情報収集の場としてご活用ください。

講師感想

アルプスシステムインテグレーション株式会社
営業統括部 特販プロジェクト グループマネージャー
(JSSEC利用ガイドラインワーキンググループリーダー)
松下 綾子 氏

ご来場、誠にありがとうございました。ご出席された皆様のスマートフォン活用経験談、専門的なご意見、試行錯誤されている点など、私自身も大変参考になりました。ありがとうございました。
スマートフォンの利用形態は、業務や職種によっても様々で、利用していく中で発展もし、セキュリティの在り方も変わると思います。今後、そのような状況についても丁寧に紐解きながら、皆さんに「スマートフォンを使ってみよう」と思っていただけるよう努力していきますので、ご支援よろしくお願いします。

座長感想

柿崎 敦司 様 HOYA株式会社 オプティクス事業部 管理本部
情報システム管理課 ITグループ グループリーダー
柿崎 敦司 氏

今回講師としてお招きした松下さんからは、スマートフォン&タブレット利用ガイドライン策定に関わるウラ話までお話いただき、非常に参考になりました。中でも、ガイドラインには全て網羅する必要があり、その内容をどのような切り口で分類していくかが大変だったという話や、ガイドラインを利用する側は必要な内容のみをピックアップして使えばいいという話が印象的でした。
一方、私はBYOD(Bring Your Own Device)についての議論を楽しみにしていましたが、そもそもPCはNGなのにスマートフォンだけ特別扱いするのか/PCよりも携帯するものだけに注意がいるのでは、などの意見が出ていました。今後、BYODの話題が盛んになってくると思いますが、これからどのような流れになるのでしょうか?興味深いところです。

参加者の声

  • ありがとうございました。
  • ユーザー側の悩みだけでなく、開発者・ベンダー側の悩み、またボトムアップで導入できない悩みなど、新たな視点が得られた。
  • 試験的に導入したばかりだったので、ガイドラインについて伺え、また他社様の導入状況を伺うことができてよかったです。

講演資料

議事録