「統合オフィスソフト OpenOffice.org」のビジネス活用実例

2010年4月14日 第4回 IT活用分科会(東京)
日時: 2010年4月14日(水)15:00〜19:00
会場: クオリティ(株) 本社 6F 会議室
住所: 東京都千代田区平河町1-4-5 平和第一ビル6F  >地図
TEL: 03-5275-6124
会費: 無料
定員: 30名
参加資格: 企業のシステムご担当者様 及び ご関係者様
※定員になり次第締め切りとさせていただきます
※応募者多数の場合は、システム管理者様を優先とさせていただきます
※原則として第二部までの退席は不可とさせていただきます
テーマ:

「統合オフィスソフト OpenOffice.org」のビジネス活用実例

内容: 企業における「統合オフィスソフト」のデファクトスタンダードは「Microsoft Office」といっても過言ではありませんでした。しかしながら、昨今、ビジネスにおける統合オフィスソフトの選択肢が確実に拡がっています。
その背景として、サポート終了によるセキュリティ上の問題や、永続的に閲覧できるかどうかの互換性の問題、高額なバージョンアップ費用といったコストの問題などが挙げられます。

第一部:
ご講演
講師:可知 豊 氏
株式会社クレオ マーケティング統括部 マーケティング部 担当部長
 
第二部:
「オフィスソフト見直し」について
※ディスカッション形式による情報の共有と対策の模索
 
第三部:
「ベテラン情報システム管理者による」IT活用Q&A
※懇親会形式によるフリートークです。
※皆様の業務ネットワークの拡大、情報交換の場にご活用ください。

講演者・座長 感想

柿崎 敦司 氏 IT活用分科会 座長 柿崎 敦司 氏
HOYA株式会社 オプティクス事業部 管理本部
情報システム管理課 ITグループ グループリーダー

Open(Star)Offcieは、MicrosoftOfficeの互換機能を持つ製品として、これまで私が座長をさせていただいた分科会で何回か取り上げてきた内容です。今回、MicrosoftがOffice2007で保存ファイル形式とGUIを一変したことで、バージョンアップを躊躇される会社が多く。一方、OpenOfficeにとっては追い風が吹いてきたと言えます。ディスカッションではやはり互換性が一番の議題となりました(特にPowerPoint)。私はせっかく優れた機能があるのだから追従ではなくそれを伸ばすバージョンアップに期待したいですし、導入する側も互換性にとらわれすぎずに、別の視点から見ていく必要があるなと感じました。

講演者
株式会社クレオ マーケティング統括部 マーケティング部 担当部長 可知 豊 氏

今回は、OpenOffice.orgの機能説明というよりも、オフィスソフトの企業導入・運営の考え方という話をしました。某オフィスソフトが膨大なシェアを持っているだけに、参加された皆さんの導入・運営ポリシーが実に様々だ、という点が興味深く感じました。オフィスソフトを取り巻く課題はまだまだたくさんあれど、これを機会に、少しでも多くの方にOpenOffice.orgを評価・検討いただければありがたいです。また、社内での評価に行き詰ったときには、ぜひインターネットなどで積極的に調べて頂ければと思います。