組織的なITコスト削減対策…CIOと組織の役割

第3回 システム部門実務分科会(大阪)
日時: 2010年3月12日(金)14:00〜18:00
会場: 大阪丸紅ビル13F E共用会議室
住所: 大阪市中央区本町2-5-7  >地図
TEL: 06-6125-2161
会費: 無料 ※第三部ご参加の方のみ2000円
定員: 20名
参加資格: 企業のシステムご担当者様
※定員になり次第締め切りとさせていただきます
※応募者多数の場合は、システム管理者様を優先とさせていただきます
※原則として第二部までの退席は不可とさせていただきます
テーマ: 組織的なITコスト削減対策…CIOと組織の役割
内容: 経済不況が長引くにつれ、多くの企業では事業や組織の見直し、財務体質の強化やコスト削減が進められています。 ITシステムも例外ではなく、サービス品質を維持または向上させつつ、コスト削減することが求められています。

では、組織のCIOやIT管理者は、どのような手法や考え方をもって、この要求に答えていけば良いのでしょうか。 今回は、CIOと組織の役割に着目したITコスト削減について講師からお話を伺い、参加者の皆様とディスカッションしてまいります。

尚、今回は講師を大阪会場にお呼びし、東京会場ではその様子をビデオ会議システムを使ってお伝えします。

第一部:ご講演
講師:木内 里美 氏
大成ロテック株式会社 常勤監査役

第二部:「CIOと組織の役割に着目したITコスト削減」について
※ディスカッション形式による情報の共有と対策の模索

第三部:「ベテラン情報システム管理者による」システム部門実務Q&A
※懇親会形式によるフリートークです。
※皆様の業務ネットワークの拡大、情報交換の場にご活用ください。

講演者・座長 感想

橋本 氏 【東京】システム部門実務分科会 座長 橋本 純生 氏
今回は、関西・関東合同の研究会という当研究会初の試みでした。主催者側の不手際から関東サイドでは若干聞き取りにくい場面もあり、参加頂いた皆様にはお詫び申し上げます。ただ、内容は表面的な経費削減という視点を超えて経営視点からのお話でしたし、それを受けて関東、関西から多くの質問も出て、内容的にもまた合同研究会という形式自体も非常に素晴らしいものとなり、参加者の皆様に多くのものをお持ち帰り頂けたと思っています。今後は更にいい環境で行えるように勤めまた実施したいと思います。
小玉 氏 【大阪】システム部門実務分科会 座長 小玉 稔 氏
PFUライフエージェンシー株式会社 ITサービス事業部

参加者各位は、木内氏の講演に「終始、圧倒されっ放し!」だったのではないでしょうか?座長自身「どうやってコストダウン進めるのか?」という講演内容を想定していたのですが、いきなり「コストダウンを目的にしないこと」とやられてしまい、頭が真っ白となりました。もっとも、参加者全員「目が点」状態になったおかげで、木内氏には極めて気持ち良く講演して頂けたのではないでしょうか?なによりの証拠として準備段階では「これ位の内容ならば講演時間は1時間で十分。」と仰っていた木内氏が、2時間近く講演して下さったのですから!きっと、木内氏はご自身の講演内容が「砂漠に水を撒く」如く、参加者各位の頭脳に吸収されていく「手応え」を感じておられたと思います。
今回の分科会テーマは「コストダウン」というありふれたテーマでした(言葉は悪いですが)。しかし、このテーマはディスカッションの冒頭において私から申し上げた通り、「戦い続ける覚悟」を持って取り組まなければいけない、基本中の基本とも言えるテーマです。 基本中の基本のテーマを取り上げて「実りある分科会」にするため、木内氏に講演頂く訳ですから、講演を「聴く」側にも相応の事前準備が不可欠と思われました。 そこで、事務局や東京側座長の橋本氏だけでなく、大阪側常連メンバー各位にも協力を仰ぎ、お手間を取らせてしまいましたが、各位のご協力のお蔭で結果は「大成功」だったと思います。改めてご協力頂いた各位にお礼を申し上げます。ありがとうございました。

講演者 木内 里美 氏
大成ロテック株式会社 常勤監査役

昨年7月に大阪を訪問させていただいた時にも感じましたが、皆さんはシステム管理者としての仕事を大変熱心に遂行しようとしていて敬服致します。システム系の現場の状況は経営者が把握していないことが多いものですが、コミュニケーションをよくして理解を求める必要があります。認知されることによって人のモチベーションは向上し、仕事の成果として現れる好循環が期待できます。相互に情報交換や支援活動をする分科会活動は貴重だと思いますがサロン化して小さな枠にはまらないように活動を続けていただきたいと思います。