ユーザが守れる「情報セキュリティルール」を作るには?

 2009年01月30日 第2回 情報モラル・セキュリティ分科会(東京)

日時: 2009年1月30日(金)15:00〜19:00
会場: クオリティ(株) 本社 8F Mercury Room
住所: 東京都千代田区平河町1-4-5 平和第一ビル8F  >地図
TEL: 03-5275-6124
会費: 無料
定員: 30名
参加資格: 企業の情報システム管理者様
セキュリティ教育ご担当者様
※定員になり次第締め切りとさせていただきます
※応募者多数の場合は、システム管理者様を優先とさせていただきます
テーマ:

ユーザが守れる「情報セキュリティルール」を作るには?

内容: 第一回は、情報セキュリティインシデントの実情をご講演いただき、実際に起こっている事故や、参加者の皆様が抱えている課題やその対策などについてディスカッションしてまいりました。

今回は、「利用者が守る(守らせる)ことができるルールとは、どのような作り方をしたらよいのか?」について、情報システム管理者や職場の管理者の視点でディスカッションを進めてまいります。

第一部:BMコンサルタンツ株式会社
    マネージャーコンサルタント 逸木 通隆 様
    「事例から学ぶ情報セキュリティルールの作成・守らせ方の作法」

第二部:「ルールを作成しそれを守らせるにはどのようにしたら良いのか?」について
    ※ディスカッション形式による情報の共有と対策の模索

第三部:「ベテラン情報システム管理者による」情報セキュリティ対策Q&A
    ※懇親会形式によるフリートークです。
    ※皆様の業務ネットワークの拡大、情報交換の場にご活用ください。

講演者・座長 感想

講演者
BMコンサルタンツ株式会社
マネージャーコンサルタント 逸木 通隆氏

ルールを作成し守らせるのは人。ルールを守るのも人。 ルールをはさんで両者は対立しているのだろうか。それとも協力している関係だろうか。 両者の関係をどのように構築すると良いのか。また、ルールそのものはどのような考え方に基づいて作り込んでいけば良いのか。 どのようにすれば両者は良い意味の緊張関係を保ちルールが守られるのか。これらの問いへ回答するつもりでお話させていただきました。 大阪と同じくディスカッションが活発に行われ出席された方の向上心の高さに感心しました。 ルールを守れない理由の9番目に「ルールを守らせる立場の者からしてルールを守らせる気がない」を追加していただいたのには、目からうろこが落ちる思いでした。

橋本 純生 氏 情報モラル・セキュリティ分科会 座長 橋本 純生 氏
富士フイルムコンピューターシステム株式会社 業務部 プロセス改革グループ 担当部長

今回は「守らせ方の作法」での視点でしたので、特にルールを守れない、守らない人達にどうやって守らせていくかについてかなり突っ込んだディスカッションになったように思います。 参加者が多彩だったこともあり例えば民族的な差を踏まえて納得感と得心をどう実現するかなどかなり核心をついた会になったように思います。 これを受けての第三部となりむしろ終わりきらないくらいに盛り上がった内容になりました。