いかにセキュリティポリシーを社内に浸透させる仕組みを作るか

2005年11月18日 第2回 クライアント管理分科会(大阪)
日時: 2005年11月18日(金)14:00〜17:00
会場: 大阪ビジネス会議センター コンファレンスルームB
住所: 大阪市中央区瓦町3-5-7 大阪長和ビル B1F  >地図
TEL: 06-6231-2484
会費: 無料
定員: 30名
参加資格: 企業の情報システム管理者様
※定員になり次第締め切りとさせていただきます
※応募者多数の場合は、システム管理者様を優先とさせていただきます
テーマ:

いかにセキュリティポリシーを社内に浸透させる仕組みを作るか
〜M@gicPolicyを使って「回すセキュリティ」を実現〜

講演: 株式会社アズジェント
代表取締役社長 杉本 隆洋 氏
内容: 様々な情報セキュリティ対策を行っているにも関わらず「情報漏洩事件」は後を絶ちません。情報漏洩対策、最後は人であると言う事は皆さん実感されているかと思います。実際に、一般のセキュリティ商品だけでは経済産業省の定める情報セキュリティ監査制度の18%しかカバーできません。残りの82%は「人間の行う日々の運用・管理」でカバーしなければならず、これを社内に浸透させるために、各社苦労されている現状があります。
この、ツールではカバーできない社員一人一人に依存する事項をどうやって運用に落とす仕組みを作るか。情報セキュリティの「日々変化する脅威」に対応し、常に改善のプロセスに乗せるPDCAサイクル(情報セキュリティマネジメントシステム)をどのように構築し、効率的に運用・管理する仕組みをつくるかの2点について、皆様とディスカッションを進めて参ります。

講演者・座長 感想

柳原 秀基 様 クライアント管理分科会 大阪座長 柳原 秀基 様
月間Windows Server World掲載「システム管理者の眠れない夜」著者

情報セキュリティマネジメントを推進していく中で、ネットワークやコンピュータのセキュリティ対策用ソフトウェア/ハードウェア製品は、選択に迷う程たくさん商品化されています。クライアント管理分科会でも、そうした製品をたくさん評価してきましたが、議論の中で常に問題になるのは、それらを運用する側、すなわちユーザをどのように指導しつつ、セキュリティマネジメントを徹底していくのか、でした。

今回、M@gicPolicyについてお話を伺いましたが、こうしたセキュリティマネジメントを徹底しつつ、それを可視化するツールとして興味深いものでした。今後のバージョンアップが期待されます。

講演者
株式会社アズジェント 代表取締役社長 杉本 隆洋 様

今回は大変多くの方々と直接お話できる機会を頂き、ありがとうございました。
まだセキュリティ市場では、M@gicPolicyQUICKのようなPDCAサイクルを効率化する分野は確立されておりませんが、ご参加いただいた皆様の現場での悩みは勿論、実施されている対策は非常に参考になりました。
ここで頂いたヒントを今後商品開発に活用していきたいと考えております。