「スパイウエア」から学ぶ新たなセキュリティ脅威について

2005年9月16日 第1回 クライアント管理分科会(大阪)
日時: 2005年9月16日(金)14:00〜17:00
会場: 丸紅大阪本社ビル B1F 研修室
住所: 大阪市中央区本町2-5-7  >地図
TEL: 06-6125-2161
会費: 無料
定員: 30名(企業の情報システム管理者様)
※定員になり次第締め切りとさせていただきます
※応募者多数の場合は、システム管理者様を優先とさせていただきます
テーマ:

「スパイウエア」から学ぶ新たなセキュリティ脅威について
〜コンピュータウイルスからスパイウエア、そして今後の新たな脅威とは〜

講演: 株式会社ネクステッジテクノロジー
代表取締役 坂本 堪亮 様
内容: 最近ウイルスよりも脅威になりつつあるスパイウエア。
スパイウエアとはどういうものか?を技術的また社会現象的にご説明いただき、侵入されると何が起こるのか?
侵入例と対策について、また、スパイウエアに学ぶ今後の新たなITセキュリティの脅威について皆様とディスカッションしてまいります。

講演者・座長 感想

柳原 秀基 様 クライアント管理分科会 大阪座長 柳原 秀基 様
月間Windows Server World掲載「システム管理者の眠れない夜」著者

コンピュータのセキュリティに関心の高い人であれば「スパイウェア」という言葉は、ほぼ周知されているようですが、では実際に「スパイウェア」とは何なのか?と問われると、意外とその理解には振れがあるようです。米国のAnti-Spyware Coalition(ASC)による定義では、
  ユーザ情報の収集を目的とし、ユーザに対する適切な告知、
  ユーザの適切な同意、ユーザの適切なコントロールなしにインストールされたソフトウェア。
となっていますから、現代においては「巷に溢れている」という状態でしょう。
インターネットを利用していれば、ほとんどの人がスパイウェアを「飼っている」状態ではないでしょうか。問題はスパイウェアとの適切な共存、なのかもしれません。

しかし、適切に共存しようとすれば、まず最初に何を飼ってしまっているのかを正確に知る必要がありそうです。その意味で、nextEDGE Technology社が提供している、スパイウェアガイドは役立ちます。皆さんも一度オンラインスパイウェア検出をお試しになってはいかがでしょうか?

株式会社ネクステッジテクノロジー 代表取締役 坂本 堪亮 様 講演者
株式会社ネクステッジテクノロジー 代表取締役 坂本 堪亮 様

「スパイウェア」という用語もより一般に使われるようになりましたが、実際に何が脅威なのか、どう対応すべきかついては未だ明確になっていないのが現状です。対応についてはセキュリティ製品の提供側ではそれぞれの見解があります。こうしたことを今回参加された現場で第一線で活躍されている方々と議論し、情報交換できたことは、何よりの収穫でした。
そして参加された方々にとって少しでもお役に立てれば幸いです。
参加者の皆さんはお互いに情報交換もしながら連帯感を高め、自然セキュリティなどの意識も全体に高まっているのではないかと思いました。よい勉強になりました。