「WEBブラウザからの情報流出を防止する」

2004年11月10日 第2回 情報モラル・セキュリティ分科会(東京)
日時: 2004年11月10日(水)15:00〜18:00
会場: クオリティ(株) 6F 会議室
住所: 東京都千代田区平河町1-4-5 平和第一ビル6F  >地図
TEL: 03-5275-6124
テーマ:

「WEBブラウザからの情報流出を防止する」

講演: 株式会社 野村総合研究所
基盤プロダクツサービス事業部
上級コンサルタント 池田 泰徳 様
内容: 個人情報漏洩保護・情報流出防止等のセキュリティ管理製品は巷に数多く 紹介されておりますが、今回は「最後の砦」であるWEBブラウザ(Internet Explorer)の印刷機能・画面キャプチャ機能等を制限する製品をご紹介いたします。
既存のコンテンツに何ら変更する事無く、また専用のWEBブラウザを使わなくても、静的なテキストやWebアプリケーションから動的に生成されるコンテンツも保護することができます。
後半は皆様とディスカッションを進めてまいります。

講演者・座長 感想

情報モラル・セキュリティ分科会 座長 橋本 純生 様 情報モラル・セキュリティ分科会 座長 橋本 純生 様
富士フイルムコンピューターシステム株式会社 システム事業部 主席技師

情報漏洩を大雑把に捉えるのではなく、東京と大阪で分担して「その場面毎に具体に捉えて対策を考えていこう」という今年の計画、 その東京側の1回目の場面として、「Webからの情報漏洩対策」として野村総研の池田さんにお話を伺ったわけですが、 一口にWebといっても一般ユーザ向けのホーム ページから社内システムをWebベースで行う場合等、ここでも場面によってソリューションが異なってくるということがはっきりしたように思います。
今回はどちらかというと社内システムにフォーカスしたお話だったと思いますが、これをきっかけに、参加の皆さんの積極的な意見交換で多様な場面に話が広がったと 思います。この会独特の意見交換の場から具体的なお話が出来、非常に参考になるお話を聞かせて頂きました。 ご紹介頂いたシステムも従来のシステムへの変更を伴わないもので、システム的に導入は容易と思いました。

池田 泰徳 様 株式会社 野村総合研究所 基盤プロダクツサービス事業部
上級コンサルタント 池田 泰徳 様

このたびは、勉強会にお招きいただきありがとうございました。
セキュリティ関連の情報収集や情報交換に積極的な方々の参加が多く、外部へ公開するWebコンテンツでは、流出よりも改ざん防止の考慮が重要といった考え方から、 ネチケットに関する日常業務での疑問といったものまで幅広くセキュリティ周辺の議論に参加できたことをうれしく思います。
とりわけプレゼンテーションの最後で問題提起させていただいた人的対策については勉強会の後も(?)活発な議論が起こりましたが、結局のところ知識・意識の問題で はなく、企業がいかに従業者の心を束ねられるかというマネジメント領域の大きな課題ということになるのではないかと、今改めて思っております。