「ITIL適用によって企業は何を得られるのか」

2004年10月18日 第2回 クライアント管理分科会(大阪)
日時: 2004年10月18日(月) 14:00〜17:00
会場: 大阪ビジネス会議センター コンファレンスルームB
住所: 大阪市中央区瓦町3-5-7 大阪長和ビル B1F >地図
TEL: 06-6231-2484
テーマ:

「ITIL適用によって企業は何を得られるのか」

講演: 株式会社プロシード
ITAMグループ ゼネラルマネージャ PMP/ITコーディネータ
島崎 理一 氏
内容: 英国で始まった「ITIL」はITサービスマネジメントのベストプラクティスを集めたフレームワークです。日本でも最近注目を浴びつつありますが、「ITIL」という言葉だけが先行している感があり、「ITILとは何か、その導く成果」を勉強中の方も多いのではと思います。
今回は、国内のITIL普及団体「itSMF Japan」の設立企業の一員である、(株)プロシード様から、「企業がITILを適用する目的/導入効果」について、『ITIL入門編』としてご説明いただきます。
後半は皆様とディスカッションを進めてまいります。

講演者・座長 感想

クライアント管理分科会(東京)座長 猪里 孝司氏 クライアント管理分科会 大阪座長 柳原 秀基 様
月間Windows Server World掲載「システム管理者の眠れない夜」著者

企業のITコストのうち、約7割がシステム運用にかかわる費用であるといわれています。私たちは情報システムを確実に運用し、ユーザに対して 一定水準のサービスを提供していく必要がありますが、予算やスタッフは限られており、その中での業務の効率化が求められています。現代の情報 システム管理者、マネージャにとって、最も頭の痛い問題でしょう。

この問題に対するひとつの解決方法として注目されているITIL。
今回の分科会では、ITIL導入の落とし穴も含め、株式会社プロシードの島崎氏から実感のこもった解説を聞くことができました。

講師である島崎氏のプレゼンテーションは自信と説得力にあふれたもので、分科会参加者の皆さんには、ITILの導入方法についての理解もさることながら、 プレゼンテーション技法そのものも勉強になったのではないでしょうか。