システム監査・情報セキュリティ監査の基本と実際

2003年5月27日 第4回 情報モラル・セキュリティ分科会(大阪)
日時: 2004年5月27日(木) 14:00〜17:00
会場: 大阪ビジネス会議センター コンファレンスルームA
大阪市中央区瓦町3-5-7 大阪長和ビル B1F >地図
テーマ:

システム監査・情報セキュリティ監査の基本と実際

講師: 喜多 陽太郎 様
ネットワークKOBE 代表
NPOシステム監査人協会 近畿支部副支部長 関西大学非常勤講師
ISMS審査員、公認システム監査人、システムアナリスト
内容: 最近「監査」という言葉が良く聞かれるようになりましたが、必ずしも正しい理解の上で使われていない場合も見受けられます。そこで、「システム監査」を基本にさかのぼって解説した上で、情報セキュリティ監査との関係などについて議論します。
情報モラル・セキュリティ分科会大阪 座長 高瀬 宜士 様
帝塚山大学 経営情報学部 教授

今回のセミナーは、NPO システム監査人協会 近畿支部副支部長の喜多 陽太郎氏からシステム監査についてご説明をいただいた。
システム監査の基本的な理解から始まり、実施方法についての説明、およびセキュリティ監査との比較などについても説明が行われた。
最後には、今年5月にパブリックコメント募集が行われた「新システム監査基準・管理基準」についての説明もあり、非常に広範囲にわたって説明がなされた。
集まった会員からは現在抱えている問題や、他社での取り組状況などについて真剣な討議が行われ、有意義なセミナーとなった。

講演者: 喜多 陽太郎 様
ネットワークKOBE 代表
NPOシステム監査人協会 近畿支部副支部長 関西大学非常勤講師
ISMS審査員、公認システム監査人、システムアナリスト

懇親会という本音の意見の飛び交う場で「システム監査とか情報セキュリティ監査が話題になっているが、どうもその概念が分かり難い」という話が出たのが今回のテーマを取り上げたきっかけでした。 確かに監査には独特の概念や考え方が含まれており、今回のプレゼンでそのあたりを時間をかけて解説したつもりですので、基本的なところは充分理解していただけたものと考えております。
分科会の名物とも言える活発なQ&Aや意見交換について十分にフォローできたかどうかわかりませんが、参加された方々の問題意識や今後の方向性についての認識を知る貴重な機会となりました。