『セキュリティ教育の社内浸透度をアセスメントする』

2004年5月12日 第4回 情報モラル・セキュリティ分科会(東京)
日時: 2004年5月12日(水) 15:00〜18:00
会場: クオリティ(株) 6F 会議室 東京都千代田区平河町1-4-5 平和第一ビル
テーマ:

『セキュリティ教育の社内浸透度をアセスメントする』

講師: (株)NTTデータ・コミュニティプロデュース
人材育成プロデュースグループ 部長 米本 寛志 様
内容: 「個人情報漏洩事件」が世間を騒がす中、社員へのセキュリティ意識の徹底が急務です。
「セキュリティ・ポリシ」を策定しても、遵守されなければその存在意義がありません。社員へのセキュリティ教育を進める一方、その浸透度をアセスメント(評価測定)することが求められます。
万が一情報漏洩などの事故がおきた場合、企業はコンプライアンスプログラムの運用証明により責任を軽減することができる場合があります。
今回は、NTTデータ・コミュニティプロデュース(株)米本氏をお招きし、「人的情報セキュリティ・アセスメント」についてお話いただき、今必要な社員セキュリティ教育についてディスカッションを進めて参ります。
橋本 純生 様 情報モラル・セキュリティ分科会 座長 橋本 純生 様

情報セキュリティは最終的には「ひと」に帰結するとよく言われますが、そのわりには各社とも教育には悩んでいらっしゃるのではないでしょうか?
今回の分科会の活発な意見などにもそれがよく出ていたように思います。
そういうなかで今回のお話はやはり面で行う教育の難しさ、そこでのE-lerningのコツ、特に無理のない教育、継続性のある教育手法について具体的な実例を踏まえて説明いただき非常に有意義でした。

米本 寛志 様 NTTデータ・コミュニティプロデュース
人材育成プロデュースグループ 部長 米本 寛志 様

個人情報漏洩や企業倫理コンプライアンスに関する事件があとを絶たない昨今、企業は、何を、どこから、どこまで見直さなければならないのか、本質的な課題は何なのかを真に問わなくてはならない時代になっていると思います。
情報セキュリティ教育のあり方も企業倫理の価値観を基盤として取り組む必要があります。今回の講演が、参加頂いた企業各位における情報漏洩対策検討の一助となれば幸いと思います。