第5回 ドキュメント管理分科会 議事録

  (2001/6/27)ドキュメント管理分科会議事録
ロータス(株) 森島秀明様

「経営情報としてのナレッジマネージメントとロータスが提供するDominoによるナレッジマネージメント」についてご説明いただきました。

●文書管理からナレッジマネージメント
情報、文書を貯める→文書をより簡単に取り出し、新しい情報を再生産していく

◆ドミノ.ドック → ストックする文書管理
ドミノ.ドックは4段階の概念で文書を分類、管理をする。
  • ライブリ
  • ファイルルーム
  • キャビネット
  • バインダー

用途に応じたインターフェース
  • ノーツクライアント
  • WEBブラウザ
  • オフィスアプリケーション ― 外部アプリケーションからのアクセス
  • Windowsエクスプローラー

厳密な文書管理をするために必要なこと
  • 排他制御
文書の2重編集を防止するため、チェックアウト/チェックイン機能
編集中は他の人は編集が不可
  • 修正履歴を保存
  • セキュリティ−階層構造ごとに管理者、編集者、読者の権限設定

◆ドミノ.ワークフロー → フローする文書管理
プロセスマネージメントの基本
  • ビジネスルール
  • 情報

ドミノワークフローのアーキテクチャ
  • プロセス定義 − フローを定義するもの
  • 組織データベース − 組織を定義するもの
  • アプリケーションデータベース − ドミノ.ドック

【システム面から見たKMの基本的考え方】

●重要な要素
格納された情報
情報をきちんと探し出す場所
ナレッジやノウハウを文書作成した人の情報

◆Knowledge Discovery System
K-Station(ナレッジポータル)とDiscoveryServer(検索のサーバ)を統合したシステム

1次的DataStorage → 文書管理、図面管理、営業日報、プロジェクト管理
2次的Storage(1次データを抽出し、よりわかりやすくする)→ 顧客管理
Know-Who 分野別にナレッジの所有者を特定する